合唱団を別の視点から見る [合唱]
外部合唱団、本当に順調なスタートを切ることができました。
まず雰囲気がいいこと。
練習場がキープできていること。
やる気のある団員がたくさんいること。
レベルがキープできていること。
保護者の方々の応援があること。
ピアニストの先生や前校長先生というすばらしい方々に恵まれていること。
その他、いろいろとあります。
しかし、今後これがずっと続くとは限りません。
スタートは良くても、これらがずっと続くかというと疑問です。
外部になってから、合唱指導や、音楽のことだけでなく、別の視点も必要だということを感じています。
ある意味、経営者的な感覚も必要だと思います。
もしかすると上のどれかが欠けてしまうと、存続は危うくなります。
いや経済的には、現段階でも赤字です。
独立してやっていたとしたら、アルバイトをやる必要があるでしょう。
会社だと、倒産です。
そんな意味で、ずっと存続してる合唱団はすごいなあと思います。
また、利益をあげている企業はすごいです。
そんな意味で、再び読んだ「白いネコは何をくれた?」は参考になりました。
独自の戦略が必要だということです。
今あるうちだけの独自の強みはなにか、考える機会になりました。
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この本はマーケティング戦略をわかりやすく書いた本です。
この本で紹介されているマーケティング戦略は、「BASiCS」というものです。
これは、自分や物を売り込むときの方法を、頭文字で表したものです。
ストーリーに沿って、「BASiCS」の方法が展開していきます。
B:自分はどこで生きていくのか?
A:自分らしさとは何か?
S:自分の強みは何か?
C:自分は誰と共に生きて行きたいのか?
S:今後、どういう生き方をしていきたいのか?
今ある自分らしさをを生かし、強みにしていくことの重要さを感じました。
僕の自分らしさというと・・・
・それは、継続すること。努力すること。そして熱血でしょう。僕にはそれしかありません。
自分の強みはというと・・・
・パソコンが使えること
・教師をしていること(教員免許がある)
・WEB関係ができる。
・動画編集ができる。
・楽しい授業ができる。
・小松市で唯一の児童合唱団であること
自分は誰と共に生きて行きたいのか?
・それは、子どもたちです。未来をになう子どもたちと明るい未来を生きていきていきたい。
今後、どういう生き方をしていきたいのか?
・それは子どもたちが生き生きと幸せにいきていけるお手伝いをしていきたい。音楽を通して幸せな世の中づくりに貢献していきたい。そのことを通して、自分自身も子どもたちとともに成長していきたい。
この本からは、以下のことを学びました。
他と競合するのではなく、独自の強みを生かしていくこと。
デメリットと思えることも、見方を変えるとメリットになること。
今がいいから、それに安住していてはいけません。
独自の強みをもっともっと見つけていきたいです。
それを追求することで、子どもたちがより楽しく感じられる合唱団になるだろうし、より社会にも必要とされる合唱団へと成長できることだと思うからです。
合唱団のおかげで、いろんな本を読むようになりました。合唱指導や音楽関係だけでなく、リーダー論的なものやスポーツ選手の本、ビジネス関連の本やメンタル関係の本など多岐にわたります。合唱団の継続・発展のためには、いろんな視点が必要だと感じています。
開脚4週間プログラム第二弾 2日目終了