定期演奏会実行委員会・スマイルハート賞授賞式、2つのイベント [合唱]
今日は、午前中は、定期演奏会実行委員会。午後はスマイルハート賞授賞式と二つのイベントがありました。
午前中は、なんと15名もの保護者の方が来てくださいました。「今日は行けないけど、お手伝いします。」というメールも5人の方からいただきました。
総勢20数名のスタッフになりそうです。係り分担もうまく決まりました。本当に心から感謝です。
午後のスマイルハート賞授賞式は、予想以上の緊張した雰囲気の中、行われました。小さい子どもたちにとっては、長い時間でしたが、よくがんばりました。
これは、ホール入口に貼ってあった活動紹介のポスターです。
団長さん、ステージの上で、合唱団の代表として堂々と振舞ってくれました。
これは、今日いただいた表彰状と記念品です。
記念品の花瓶には、コマツHAPPYMELODY児童合唱団と書いてありました。特注品です。
その後は、登山家、野口健さんの講演でした。
共感することがたくさんありました。
僕もかつては、登山に夢中の時期がありました。野口健さんとは比較になりませんが、剣岳や槍ヶ岳、穂高岳などの険しい山、あるいはテントを担いで北アルプス縦走なんてのもやりました。今でも時間があると、山に行きたいなあと思います。
(2004年の頃の写真、山登りに一番熱かった頃です)
うんうんとうなづくところがたくさんありました。
共感した部分は、次のようなところです。
登山をしていると、いつも独り言を言って、自分と対話している。
自由を求めて山の世界に入ったはずなのに、死ぬほどつらい目にあっている。結局、自由は大きな責任を伴うことがわかった。
逆に自由でないことは、誰かに守られていることである。
失敗すると、世間の非難は大きい。しかし、成功したときよりも、失敗したとき学んだことの方が大きい。
若さと運と勢いで成功するときがある。しかしそんな成功は崩れるのも早い。
一番こわいのは、失敗を恐れて、挑戦しなくなることだ。
挑戦するものにとって、失敗はつきもの。でも最終的に人生をトータルで見て、49対51で成功が上回ればいいと思っている。
結局は、地道にコツコツと基礎を固めていくことが大切。
後半は、合唱団活動をしていて感じていたことを野口健さんが、代弁しているように感じました。
登山の場合は、失敗は死に直結しています。合唱の場合は、死ぬようなことはありません。そんな意味で、合唱の世界はやさしいです。
しかし合唱の失敗は、覇気のない歌声だったり、雑な歌声だったり、コンクールでの悪い結果だったり、団の衰退だったり・・・。
合唱と登山とでは、共通する部分がたくさんあります。
一番は、地道にコツコツと基礎を固めていくことが大切。という部分です。
運と勢いで、すばらしい歌が歌える場合があります。でも、運と勢いは、その時と状況に左右されます。だめになるのも早いです。
でも、地道にコツコツ基礎を重ねた場合、時と状況に左右されることが少なくなります。どんな場合でも、ある一定の歌声が歌えるようになる体験を味わいました。
また、常に挑戦し続ける意識は大切だと思います。でないと停滞を生んでしまいます。常に今が一番すばらしい!そうありたいです。
僕自身、失敗ばかりの人生でした。でも地道にコツコツ。トータルで見て、49対51で成功が上回るよう、挑戦し続けます。
PS.今日、保護者のみなさんの中にも、この二つのイベントに参加された方が多数います。本当に心から感謝です。