卒業式の歌の指導 [行事への取り組み]
卒業式の歌の指導
綿密な作戦を練り、大丈夫でした。
並び方を確認し、言葉の指導後、与えられた35分の時間で、いかに効率よく二曲の指導をするか。朝から、綿密な作戦をたてました。
歌を劇的に変えるには、・・・山場で大きく響かせること あとは美しく
そのメリハリをつけることに焦点をしぼりました。
在校生の歌は、「この星に生まれて」です。
指導でも、メリハリ・テンポ・ほめるを意識しました。
ラストの三部のエンディングを、徹底的に繰り返しました。
合言葉は、ここさえ響けば大成功。
そして響きの大きさがわかるように騒音測定器で、数値を測定し発表しました。
繰り返すごとに、数値が上がり、声のボリュームと響きが増していきました。
また、歌詞があいまいな子もいるので、
0.1秒でこたえましょうと言って
テンポ良く1題目、2題目の歌詞の確認を何度もしていきました。
あとは、中学生になった気持ちできれいに歌いましょう。
それで歌に表情ができました。
校歌も山場を徹底的に繰り返し、騒音測定器で数値を発表していきました。
響かせるポイントは、次の三つです。
腹・口ラッパ・校章
そんなポイントをおさえながら、やっていくと、やはり迫力のある響きになっていきました。数値があがるごとに、子どもたちも歓声をあげました。
最初はきれいなだけだった歌が、メリハリのある歌声に変わったように思います。
他の先生方も歌声が変わったと言って下さいました。
今回の結果は、今までの授業での積み重ねが大きかったように思います。大切なのは、授業だと改めて感じました。頑張ってくれた子どもたちに感謝です。
ただ、急激に変わったものは、急激に元にもどるものです。
今日の指導の歌声が、卒業式で出せるかというと、?です。
やはり繰り返しの練習が必要です。
しかし、あと卒業式まで指導する時間がなさそうです。
明日の通しの練習。明後日の総練習での歌声を聞いて、様子を見ていきたいと思います。
しかし追い詰められるとやれるものです。何事も成せばなる!!現状をうれいて嘆くのではなく、今の現状で、できるベストのことをやる!!
自分自身、本当に良い勉強になりました。