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ピアノを即興で弾けるみやぞんから・・・ [合唱]

 昨晩、寝る前たまたまテレビ(『林修の今でしょ』)を見ていると、みやぞんという芸人が出ていました。
 なにやら、一回聞いただけで、ピアノを即興で弾けるというのです。
 みやぞんは、音楽教育を受けていなく独学でピアノで遊んでいたそうです。



 みやぞんがピアノを即興で弾ける理由を脳科学的に解明していました。
 これがおもしろかったです。

みやぞんの脳を徹底検証したのは、東京医科歯科大学院の泰羅雅登教授。

「聴覚野を中心に脳のネットワークができている」
「みやぞんは、聴覚野と他の部分のネットワークが優れているといえる」
ということだそうです。

そして教授いわく「天才には2通りある。」ということ。

●生まれついての天才
●努力によってつくられる天才

 みやぞんはピアノが好きで、20歳からずっと弾いていた。それが聴覚野を発達させて、天才的な能力を手に入れたと検証されました。
つまり、みやぞんは努力によってつくられた天才脳だそうです。

  これを聞いて、合唱団の子どもたちを連想しました。
 合唱を始めた当初、まったく音がとれなかったお子さんが、何年も練習しているうちに、音がとれるようになるケースをいくつも見ました。

 また、時には大人でも難しいハーモニーができるようになるお子さんもいます。
 それは、きっと何度も繰り返し練習しているうちに、脳が変化していったのかもしれません。

泰羅雅登教授いわく
「何歳でも脳は興味を持つことで成長する」
「使う・訓練を繰り返すのが唯一の方法である」
と言われました。

 この言葉、とってもうれしかったです。

  僕自身、かつてわからなかった音の違いが、少しずつわかるようになりました。それは、大好きな合唱を通して、繰り返し音を聞いているうちに、脳が変化していったのかもしれません。

 合唱練習では基礎練習が大切だと、ここ数年感じていました。

 子どもたちに、繰り返し繰り返し行う基礎練習の大切さを理解してもらうための、いいお話だと思いました。

 また、僕自身、指揮練習をこれからも繰り返して行っていこうと思いました。


ps.その番組がユーチューブにありました。興味のある方はご覧下さい。



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