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歌のテストのシーズンです [授業]

歌のテストのシーズンです。

毎年いろんなやり方をやってきましたが、今年はこんな二通りのやり方でやっています。

1.一人一人歌ってもらう。
 出席順に、一人一人自分の場所で順番に歌ってもらいます。
 ただし、どんな声を出していても、温かい拍手。
 大切なのは、人的環境を保証することです。

  この方法のいい点は、
こんなに上手だったの!!
という子を新たに発見できることです。
 特に、今年は3年生で、すごい歌い手を何人も発見できました。
 もうヒーロー!!ヒロインです。

  しかし、恥ずかしくて小さな声でしか歌えない子もいます。
 でも、声を出したこと自体がすごいことです
 拍手!!

  歌えなくなる子もいます。でも、立っているだけで拍手です。

  拍手!!

 最後にみんなで大合唱します。
 不思議ですが、前よりも断然いい歌声になります。
 そしてみんな立って歌えたことを大いにほめます。

 恥ずかしい子もいるでしょうが、みんなの前で声をだすという体験は、心の殻を破ることができる良い体験だと思います。
 3,4年生は、この方法でやりました。
 この方法でも大丈夫だと判断したからです。

2.シール方式
 これは、みんなに歌ってもらい、僕が一人ひとりのそばを通り、歌声を聞きます。
 よい歌声の子の肩にシールを貼っていく方法です。

 歌声に応じて、1枚から3枚まで貼っています。
 後で、そのシールを何かの用紙に貼らせ、提出してもらいます。
 この場合は、全員で歌うので、時間がそんなにかかりません。
 また、一人ひとりの子どもたちのプレッシャーも少ないと思います。

 しかし、瞬間的に一人ひとりの子の声を聞き、判断する必要があります。
 だから、何曲も歌ってもらいます。

 これは高学年でよくやる方法です。
 思春期の入口に入り、みんなの前で声を出すのをいやがる場合、この方法をとります。

 ただ、その前に、
 一人で歌ってみようと思う人?
 と聞き、希望者には歌ってもらうことにしています。
そして、どんな歌声でも温かい拍手!!です。
人的環境を大切にすることは絶対条件です。

 さらに歌った子どもたちのことを大いにほめます。
 なぜなら、挑戦すること自体がすばらしいことだからです

歌のテスト。いろんな方法があると思いますが、今日は僕のやっている方法を書いて見ました。僕は、結構歌のテストが好きです。そんな子どもたちの歌声が好きだからです。

 明日・明後日と成績つけです。

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