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失敗したら、それで終わりだと思っていました [幸せに生きる]

失敗したら、それで終わりだと思っていました。

僕が初めて大きな失敗をしたのは、15の春。
高校受験失敗でした。
15の春は、暗闇の春でした。

試験前に風邪をひいたこと。
試験前日に眠れなかったこと。
悔やむことばかり・・・
寝床で布団にくるまり、体を震わせながらずっと泣いていたのを覚えています。
母も泣きながら、手を握ってくれました。
暗闇の時間がずっと流れました。

しかし、それで終わりではありませんでした。

その後、ずっと時間が流れました。
滑り止めの私立の高校へ入学しました。
学校をやめることばかり考えていました。

しかし、時間が経つにつれ、失敗の原因は自分にあることに気づきました。
誰のせいでもない。自分自身のせい!!
そこで、逃げるのをやめました

生まれ変わったつもりで、猛勉強を始めました。
信じられないくらいのエネルギーがわいてきました。
まわりがあきれるくらい、勉強の日々でした。

失敗のおかげで
変なプライドの鼻がへし折られました。
弱者の立場が良くわかりました。
努力する習慣が身につきました。
そして、目標を突破する体験ができました。

結局受験した大学、すべて合格しました。

後になって、父がポツリとこう言いました。
高校に落ちてよかったなあ・・・。

失敗は終わりではありませんでした。
失敗は成長へのスタートでした。

涙・涙の中学生に伝えたいと思い、書いてみました。

PS.大学合格の後も、失敗や挫折は何度もありました。何度も何度も・・・。
しかしそれは、いつも成長へのスタートになりました。
きっと神さまが、成長のために用意してくれていたのだと思います。人生はドラマです。そして失敗はドラマを楽しく感動的なものにしてくれるものなのです。

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