SSブログ

コロナと共存した音楽の授業2 [授業]

ピンチをチャンスに
新たな視点で、新しい音楽の授業を作る。

そこで、今できることの洗い出しをしてみました。
昨日はここまででした。今日はその続きです。
今日の記事は箇条書き風になります。ご容赦ください。

洗い出しの結果、こんな仮説が出てきました。

・音符・楽譜の学習(楽典)の力を伸ばすチャンス
 これは、国語に例えると、漢字や文法上のきまりを学ぶことにあたります。すると、本やネット情報が読める。発信もできる。未来へとつながります。
 楽譜から音楽の特徴を読み取れるとすごいと思います。音楽を聞いてそのよさを見出す力音楽表現を生み出す力がつきます。それは感性の分野の創造力へとつながっていくと思います。

以下、そのための具体的な方法です。
 
音符・楽譜の学習(楽典)の具体的な方法
・学習カード(参考:音楽カルタ)
・フラッシュカード
・○○音符を探そう 例2年:4分音符をみつけて教科書の印をつける
・階名プリント
・音符を指なぞり(指1本・指の先)
・ハンドサイン 
・音の高さを手で表す・・・せんりつが見えてくる
・リズム学習 手拍子 リズムパーカッション まねっこ オームまね

それ以外の分野で、洗い出したことも書いておきます。

表現&創意工夫
・ハミング
・指揮
・創作・・・曲づくり

鑑賞
・音を聞く→耳を育てる→表現につながる
・身体を動かす活動・・・体の一部分(手拍子・足・膝など)・その場で。立つ・すわる。トントン。

☆器楽・運指は可能 
・鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカでは、指番号が大事。右手を挙げて、空中で指を動かす。吹かずに鍵盤を弾く。マスクをしながら「ドレミ」と階名で歌ったり、「1,2,3」と番号を言いながら行ったりすると効果的。

・リコーダー
リコーダー、指だけで練習。

※危険性をなくすため、鍵盤ハーモニカとリコーダーの吹く部分は最初からはずしてしまう。(安全・叱る必要もなくなる)
※しかし、これはあくまでも、今の段階でできる方法。かえって子どもたちがかわいそうであれば、あとにまわすもの一策。

これら出来る中からいくつかの活動を組み合わせ、ユニット(1時間の中でいくつかを組み合わせる)で行う。
※それぞれのユニットはあとの活動につながるといい。子どもの飽きがこないよう、静・動・静・動の組み合わせ。

今の僕は、コロナと共存した音楽の授業を以上のように構想しました。
もっといい方法があると思います。これを問題提起として、どんどん教えていただければと思います。

最終ゴールは、音楽で培った感性、表現する力。よさを見出す力を生かし、子供自らがしあわせな未来を作り出すことだと思っています。

今は、コロナ後を見据える。未来を見据える視点で考えることが大切なように思います。

みなさん、一緒に知恵を働かせ、工夫し、あたらしい何かをつくっていきましょう。

参考
絶対のしばり
※共通教材は必ずやっておくこと→小学校では学年ごとに4曲ずつ指定され、5・6年生で・は4曲中3曲は扱うようにと書かれています

指導要領改定の基本的な考え方の一つ
音楽に対する感性を働かせ、【他者と協働しながら】音楽表現を生み出したり、音楽を聞いてそのよさを見出したりすることができるよう内容の改善をはかる。
【  】は、今は難しいかな?でも、その他はできそう。

nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。