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歌わない音楽 楽器をふかない音楽の授業 [授業]

今日から学校が再開しました。
音楽の授業が4時間ありました。

実は、歌わない 楽器をふかない
で、どうなるか心配でしょうがありませんでした。
しかし、意外と楽しい音楽の授業になりました。

今日うまくいったことの記録を残しておきます。

自分の中の合言葉はこれです。
☆今を楽しめ 挑戦

最初に、以下のようなことを話しました。

音楽の授業が大きく変わる 
歌わない 楽器をふかない
  ↓
命を守るため
今できることで伸ばす
  ↓
楽譜を読む力
  ↓
音楽がより深く理解でき、表現できるようになる。

その後、小さな声で、授業を進めました。
どうしても聞こえにくい場合は、マイクを使いささやくような声で授業しました。

いろんなことをやったのですが、効果的だった指導を記録します。

1分間目をつぶり、
どんな音が聞こえる?

その後、発表してもらいました。
机の動く音
時計の針の音。
子どもの声
先生の声。
風の音。
服のすれる音。
鳥の声・・・・

実は様々な音であふれています。
音に敏感になることがめあてです。
また、最初にこれをやることで、とても静かなスタートができました。

○何秒?
別名、拍手送りです。拍手の音を聞いて、隣の人が拍手する。全員拍手し終わるまで何秒かかるか・・・というゲームです。これも、音をよく聞くそして集中する。ふたつのめあてがあります。
そしてそれが音楽の力を伸ばす、大きな要素だよと言いました。

教育出版者の音楽の教科書では、どの学年も最初の方に、リズム関係の教材があります。

IMG_7242.JPG
そのリズムの音符を見て、手拍子を打つ。リズム打ちの授業。
これ、どの学年でも、うまく行きました。

言葉の学年もありましたが、すべて、リズム打ちに変えました。

リズム1.jpg

リズムカードを見せ、
たたける人? 練習
その繰り返しでリズムパターンをどんどん練習します。
全員で・男子だけ・女子だけ
立ったり、すわったり。
変化のある繰り返しで、どんどんやります。
どの学年も、次第に、二つのリズムを重ねるようにしていきました。
おもしろかったです。

うまくいかなかったのが、楽譜を指でなぞるということ。
失敗の原因は、長い曲でやったということ。
短い曲や共通教材では有効だと思います。

おそらく他の授業に比べて、とっても静かな授業だと思います。
クラスターは防がなくてはいけません。
でも、そんな中でも、授業が成立したこと。
中には楽しかったといってくくれたクラスもあったこと。うれしかったです。そして、そんな音楽の授業に協力してくれた子どもたちに感謝の気持ちでいっぱいです。

これからです。
できること、たのしいことを選りすぐり
歌わない音楽 楽器をふかない音楽を成立させていきます。

それが、歌えるようになったとき、楽器をふけるようになったときの音楽に生きてくるような予感があります。

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