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テレビ取材想定問答集 [合唱]

ひょんなことからテレビ取材を受けることになりました。
そこでインタビューを受けることになりました。
僕は不器用です。そんなインタビューに答えられるよう、想定問答集をつくってみました。

質問:3月以後のコロナの練習休止で、どう思いましたか?
 いろんなコンテストやイベントが中止になっていき、どうなるんだろうという思いでした。休校が長期化する中で、正直、合唱団の消滅という危機感も感じていました。
 ただ、自分の中で一つの言葉を合言葉のように常に言っていました。
 ピンチはチャンス
 今できることはないか、常に考えていました。

そこで出てきたのが、ネットを使ったオンライン練習です。
これなら、コロナの影響はありません。

まずは、ネットを使って練習システムを作りました。
また、テレビ会議のアプリで、練習の可能性を探りました。

最終的には、ネット練習システムを使って練習し、子どもたちに動画を送ってもらうことにしました。

 ネット練習の良かったのは、一人ひとりの子どもたちの声と向き合えたということです。また、顔を見られたことも、とてもうれしいことでした。
 ただ、一人で歌うのは、はずかしいというお子さんもいました。また一人で歌う様子を見ながら、声を合わせることのできない子どもたちのことを、とても愛おしく思えました。
 そこで、一人一人の子どもたちに、動画でお返事を送りました。

 また動画編集で、声を合わせることを体験させてあげたいと思いました。そうやってできたのが、この動画です。


質問:アカペラに取り組んだのは、なぜですか?
 コロナの状況では、ホールでの演奏は難しいと感じていました。
 アカペラなら、どんな場所でも歌えます。ピアノのない部屋や外でも可能です。
 また将来的に、外国のいろんな広場で歌いたいという夢もありました。
 そこで、ピンチはチャンス
 今は、どんな環境・場所でも歌える集団に進化・成長するチャンスだと考えました。
 そういう目的で、アカペラに取り組んだのです。
 今は、たくさんの人に聞いてもらえるようなアカペラのアニメソングという新しいジャンルに、挑戦しています。


「残酷な天使のテーゼ」


質問:最後に合唱団の今後について

 今、朝の連続ドラマ小説「エール」が、僕たちの姿に重なって見えます。
 どん底に落ちた古山裕一や久志が、生まれ変わり、新たに変化・成長していく姿に大きな勇気をもらっています。

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 僕たちの合唱団も、コロナで、一度、0になってしまいました。
 しかし、元に戻すという意識ではなく、新しい1をつくっていくつもりでいます。 
ピンチはチャンス
 今、合唱団は新しく生まれ変わるチャンスだと思っています。
 その一つの手段がアカペラです。

  いつでもどこでも歌える集団。
 いろんなジャンルの歌が歌える集団。
 いままでより、たくさんの人にしあわせをプレゼントできる集団。
 そんな合唱団に変化・成長していきます。
 そんな私たちを、どうぞ応援してください。

おわりに
 この問答集を書くために、過去のブログや映像を見ていました。
 本当にいろんなことがありました。
 激動の時代に生きているなあと思いました。
 そんな今、新しく変化・成長していくことの必要性を強く感じています。
そうやって、人類は進化していったのだと思います。
 そして、僕たちも進化していきます。

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