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ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある [本]

  合唱団で新しい展開をしようと考えている僕にとって、この本は、すごく学びになりました。まさに逆転の発想で、
絵本『えんとつ町のプペル』を映画化してしまったのですから。

ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある (単行本)

ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある (単行本)

  • 作者: 西野 亮廣
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2020/12/18
  • メディア: Kindle版
心にググッと入った部分を書いて見ます。

1.いくら良いものでも、人に届けられなければ、意味がない。
 著者の西野さんは、届けるために、執拗な努力をしました。
 ビラをまいた。でも、だめ。
 ツィッターで拡散して効果のある時代は終った。
 一軒一軒ポスティングもした。それも効果なし。
 だから一人一人、手売りをしたそうです。
 作品を生むだけで、人に届ける努力をしない人は、育児放棄と同じ。なるほどなあと思います。
 そして売れる前に、ニューヨークで個展をやり遂げてしまう。
 僕の場合も、どう人に伝えていくか、広げていくかを考えていこうと思います

2.人は、完成品より、その過程に参加することに、喜びを感じる。
 これは、僕自身も感じていることです。単なるお客でいるよりも、主体者になって作り上げる方が、楽しい。そんな人が増えている時代のようです。それはユーチューブやツィッター、フェイスブックなどで発信する人の増加をみればわかります。
 だから、その過程に参加できる仕組みを作っていこうと考えています。

3.過程でお金を集めてしまう。
 驚いたのは、クラウドファンディングで、「スタッフになる権利が、一番先に売れてしまう」ということ。過程に魅力を感じる人が多いようなのです。
 だから、ワクワクするような目標に向かってお金を出し合い、参加して一歩一歩歩んでいくみんなが、主人公である。
 そんな集団が見えてきました。

 著者の西野さんは、まったくの素人で、1人でコツコツと絵本を描いているところからスタートし、『えんとつ町のプペル』の映画化まで行ってしました。
 そしてそこは多分ゴールではないはずです。

 その歩みの中で、これからの新しい合唱団の集団や運営法のヒントになることがたくさんありました。

 今の時代に、新しい視点を与えてくれるすごい本です。

ps.本の内容は、この一連の動画を見れば、よくわかります。興味のある方はどうぞ。


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