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また0からの気持ちで [学級]

 今日は、連休と連休の間の月曜日。
子供達の様子も、それを反映したものでした。
そういうもんだと思っていれば、あせる必要はありません。
その中でもいいところをみつけ、楽しく音楽ができました。

 今ゴールデン(黄金)ウィークが始まろうとしています。子供達は今までせいいっぱいがんばってきました。でも、このゴールデンウィークが終わったら、子供達の本当の姿が見えてきます。

  一度0に戻ってしまいます。
 新任の先生はあわてるかもしれません。
 でも心配要りません。そういうものだと思っていればいいのです。
 0からスタートするつもりで行けば、大丈夫です。
 その覚悟さえあれば、イライラを防ぐことができます。そして、前の状態に戻るスピードは、最初に比べて早いです。
 4月から、一度経験したことです。子供達は、すぐにもどってくれます。

 怖いのは、休み前はこうだったから・・・という気持ちでスタートしようとすること。
 そのギャップに驚き、子供達を責め、先生と子供達との間に、大きな溝ができてしまう可能性があります。

 毎年ゴールデンウィークが近づくと、若い先生にそんなお話しをしています。
いよいよゴールデンウィーク。心と体を休め、教師も子どもも、また0からの気持ちでスタートできたらいいなと思っています。


担任代理業も今日で終わりました [学級]

 月曜日から始まった担任代理業も、今日でようやく終わりました。
長いようで短い一週間でした。
 今の感想は、正直、ホッとした!というものです。
 事故もなくてよかったです。
 至らないところもあったでしょうが、クレームもなくて良かったです。
 とにかく担任不在の一週間が無事終わり、本当にホッとしております。

 たくさんの先生方に助けていただきました。そして、担任の先生は偉大だなあと心から思いました。(僕もやってたんですけどね)でも、今の時代の担任は、大変です。その大変さを体感しました。

 今日の帰りの会に、子ども達に言いました。

 今まで一週間、本当にありがとう。みんなが事故もなく無事過ごせたことを心からうれしく思っています。このクラスのために、一生懸命動いてくれている子を何人も見ました。本当にうれしかったです。ありがとう。

 さて、今週、先生のルールを決めましたが、今日でそのルールもなしです。

ええ?っという声。

 来週から新しい担任の先生と新しいクラスのルールをつくっていってください。そして、すばらしいクラスになることを願っています。今日まで本当にありがとう。

 そうやって終わりました。

 本当に行き届かないところがたくさんありました。しかし、精一杯やりました。
 来週から、担任の先生の元、新しい素敵なクラスの物語がつくられていくことを願っています。


こちらの思いと子ども達の思い [学級]

 今日は、何だか後味の悪い一日でした。
 原因を考えてみると、子どもたちをこちらの思い通りに変えたいという思いが先行していたからだと思います。

 あいさつのできる子にしたい。
 もっと声の出る子にしたい。
 意見が言えるような子にしたい。
 協力ができる子にしたい。

 そんな願いがあります。でも、それはあくまでもこちら側の思い。
 どれもがいいことですが、こちらの思いを押し付け、しないことに苛立っていたことが、後味の悪い原因です。
 
 ないものねだりではなく、現状を認め、いい所を認める。
 良く見ると、良い所はたくさんあります。そんなことを見る目が、欠けていました。

 一日一日、行ったり来たりです。でも、こちらの受け止め方、考え方が大きく影響していることは確かです。

 すべては受け止め方次第。わかっちゃいるけど、やめられない。
 人間だもの、しょうがありません。(相田みつをみたい)

 自分自身の中に大らかなものが必要です。


今日は、担任代理業、2日目 [学級]

 今日は、担任代理業、2日目。少しなじんできた感じがありました。

 僕の学級経営は自分で言うのも何ですが、結構特殊だと思います。朝から声を出させます。立ったり座ったり忙しいです。そうやって、少しずつ子ども達や自分のテンションを上げて行きます。
 少しずつ少しずつ声が出てきました。

 今日の国語の時間には詩の視写をさせました。一人一人ノートを持って来たときに、いい所をほめていきました。

「これは、立派な字だ。」
「ていねいに書いてるね。」
「この難しい漢字をよくかけたね。」
「ほれぼれする字です。」

ノートにABと評価を書いていきました。
そうやって、少しずつ、つながりらしいものができつつあります。

 特におもしろかったのが、5限目の音楽の授業です。
今、3部合唱の難しい曲に挑戦を始めました。。
その音とりをしているのですが、本当に難しい。しかし、その難しい音をけっこうただしくとれるのです。思わず感動し、ほめます。

「みんな天才やなあ~」
「ビックリ仰天!!」
「なんでそんなにうまいの?」

 事実、うまいのです。
 子ども達はのってきます。
そして何よりもやる気を感じます。

 音を聞いては歌い、ほめ。また聞いては歌い、ほめ。
 そして、飽きた頃に、子ども達とのやりとり。まるで遊んでるみたいでおもしろかったなあ。
 あ~~、これが僕の合唱の原点だなあと思いました。
 僕は子ども達が一生懸命歌う姿が好きなんです。
 やっぱり歌って、楽しくなきゃ。

 担任代理業2日目。充実感でいっぱいの一日になりました。
 今日は、自分の大切にしたいものがよく見えた感じがします。


僕は僕色で、子ども達に接していきたいと思います [学級]

 級外として授業に出ていると、それぞれの学年の雰囲気というものも感じます。

 何を言っても大丈夫な学年もあれば、気を使って話をしなければいけない学年もあります。
 やんちゃな学年もあれば、周りの気にしていい子でいる学年もあります。
 どちらがいいのか、よくわかりません。

 ただ、ずっといい子できた学年は、一旦崩れた時、コワいような気がします。
 周りを気にしすぎるので、崩れる時も、周りに同調し、一気にわるい方へいってしまうのです。特に高学年は、そうなりやすいです。

 やんちゃな学年は、それぞれが、ぶつかり合ってきただけに、お互い分かり合っている部分があります。だから、一部が崩れても、同調して一気に崩れてしまうことはないように思います。

 そう考えると、小さいうちから、けんかがあったり、トラブルがあったりすることは、そう悪いことではないと思います。。致命的な大きな事件はよくありませんが、小さないざこざは、教師の対応次第で、お互いを分かり合い、将来の免疫にできうるからです。
 
 教育というのは、何がいいのかわかりません。
 細やかな学級経営ですばらしい学級集団を作ることを良しと考えていた時代もありました。しかし、今は多少、ゴチャゴチャしていてもかまわないかなとも思うようになりました。
 いろんな考えを行ったり来たりするようになりました。

 ただ、将来、いろんな考えに満ちた世界に出る子ども達にとって、いろんなタイプの先生に受け持ってもらう方がいいと思います。

 世の中には、怖い人もいれば、優しい人もいる。おもしろい人もいれば、静かな人もいる。教師も様々なタイプがあっていいと思います。

 僕は僕色で、子ども達に接していきたいと思っています。


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