最近、西田文郎さんの講演を聞いています。
西田さんは、トップアスリートや大手企業の経営者のブレイントレーニングを手掛け、各界に成功者を続々と輩出している方です。
その中であった話が、なるほど~~と思ったので、書いておきます。
強い部活では「はい」の返事がすごいです。
それも、反応の速さがすごい。
それには、脳科学的に裏付けられた理由があるということです。
脳は放っておくと、マイナス思考の情報が始終脳内に流れているとのこと。
それをプラス思考にするためには、出力をプラスにすること。つまり行動すること。
脳に情報が入力されて、感情が生み出されるまで、0.4秒かかるそうです。
例えば、「運動場を二周」という情報が入力→いやだなあ
この感情まで0.4秒ということです。
しかし、素早く「はい」と返事とともに走り出せば、「いやだなあ」という感情が出るまでに行動することになります。
つまり、脳は「快」の状態で練習ができるというわけです。
ポイントは「はい」の返事までの時間だそうです。
それは、0.2秒。 マイナス感情が出る前に行動しちゃえばいいというわけです。
しかし、それではロボットと同じではないか・・・という批判もありそうです。
そればかりではたしかにそうです。しかし今は、練習時間が極端に限られています。
だから、短い間に、快の状態で効率よく練習し、練習できない日の自主練で、創造性や自主性を伸ばせばいいのです。
合唱団では、リモート練習を取り入れています。
自分で工夫して練習するしかありません。だから、創造性が必要です。
新生合唱団の練習の方針が見えてきました、。
みんなで集まる練習では、「はい」の反応スピードをあげ、「快」の状態で集中した練習をする。
あとは、リモート練習を中心とする自主練で、創造性や自主性を高めていく。
だんだん見えてきました。
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