言葉に乗せて気持ちを伝える [合唱]
先日はなんと、前任校の校長先生が、わがクラスの合唱指導を見に来られました。本当に驚きました。その方は,わが市の音楽会のトップ。わが市の少年少女合唱団を何十年と指導されているというすごい方なのです。
練習メニューを変更し、さっそく、子どもたちの歌声を聞いていただきました。
感想は・・・・
「3年生がよくここまで歌えるようになりました。あとは、・・・」
そういいながら、ピアノのほうに行き、指導をしてくださるではありませんか。本当に感激しました。
子供達のピアノの周りに集め、自らがピアノを弾きながら,問題となる所を歌わせます。
まず自分が歌いながら手本を示し、子ども達に繰り返し歌わせる。子供達の歌がどんどん変わっていきます。いや~、プロの指導です。
指導のポイントは、言葉を大切にすること。
たとえば、今まで子供達は「ともだち」という言葉を「とも、だち」
というように区切って歌っていました。そんな部分を修正。
このように変な所で区切って歌っていることころをどんどんなおしてくださいました。
合唱というのは、言葉に乗せて気持ちを伝えるもの。言葉が伝わらないと気持ちも伝わりません。ですから、言葉を大切にして歌うこと。合唱の本質。大切な事を教わりました。
言葉に乗せて気持ちを伝える。合唱指導だけに言えることではありません。音読の本質でもあり、更に、コミュニケーションの本質でもあると思います。
合唱指導、奥が深いです。いろんなことが見えてきます。つながっています。
昨日は、本当に感激しました。素晴らしい人に学び、お世話になり、大切な事をつかみました。
ぜひともがんばりたいです。
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