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文学青年 [言葉は言霊]

ピンポンの外れ春光射てまぶし
バス過ぎて春光窓を歪み越す
麦笛を吐き捨て別離甦へる
胃薬まだ舌に残りて花菜風

「芦」 5月 no.25 昭和24年5月発行より

  父は昔、文学青年でした。これは父が18歳ごろに作った俳句です。
その当時、父は高校を出たばかり。高校時代は高校俳句会に所属し、町のお医者さんに俳句の指導を受けていたそうです。

 その病院には、病人に混じって、俳句の指導を受ける人も多くいて、それはそれは賑わしい雰囲気だったそうです。多くの年代の人が集い、その中でも若い父は大変かわいがってもらったとうれしそうに語ってくれました。
 父はその当時、俳句を全国誌の俳句雑誌に投稿したり、同人誌に載せたりと活発な活動をしています。

  父のこういう過去を見ていると、僕もとてもよくにた事をしていることに気づきました。
  僕も高校や大学時代には、よくマンガを書き、雑誌に応募したり、漫画同人誌を作っていたのです。
  僕は漫画青年でした。
その当時、自分の描いた絵が雑誌に載るかどうか、毎月わくわくしたものです。
  仲間とともにわいわい言いながらマンガを描き、同人誌を作りました。楽しかったなあ。

 父も多分その当時、そんな楽しさを味わっていたのでしょう。
 父を見て、自分が見えます。同じ血が流れ、同じようなことをしている自分。そして父の人生を追うことで見えてくるものがあります。少しずつ少しずつ見えてきます。
 これからも父の人生を少しずつ旅して行きたいと思っています。
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〈幸せに向けての記録〉
1.小魚・海草を食べる・・・○
2.50回以上かむ・・・○
3.間食をしない・・・○
4.ストレッチをする・・・○
5.父を見舞いにいく・・・○ 以上の項目を断固として実行する
─────────────────────────―――


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