自尊心を育てる [幸せに生きる]
万事に先立って汝自身を尊敬せよ ピタゴラス
自分自身をまず好きになる。自分が自分の一番の応援団になる。これってとても大切だということを、ここ数年強く感じています。だって、自分自身が応援してあげないと、自分がかわいそうです。不器用ながら、がんばって生きてるんですから。
そしてそのことは子供達への指導にも現れています。
自分自身がすごいと思えるよう、自尊心を育てることをとっても大切にするようになりました。
ぼくの指導は大きく変わりました。ホメル指導に変わっていきました。(もちろん怒る時は怒りますが、でも自尊心を傷つけるような怒り方はしないように変わりました。)
『自分の命というものを尊敬できない人間は、他人の命というものも尊敬できない。自分の命が重く感じられない人間は他人の命も軽く感じられる』 五木寛之
自分自身を大切にできる人は、他の人も大切にできます。なぜなら、一番つきあっている自分自身との付き合い方が、人との付き合い方のベースになるような気がするからです。
前までは、自分のことを嫌いでした。しかし最近の僕は、自分のことをなかなかいい奴だな、と思えるようになってきました。自分自身を許し、好きになることで、人を許し、寛大になれるようになってきました。
『自分自身に価値を見つけた時、人生の本当の意味が見えてきます。自分自身を価値あるものとみなしなさい』 ブライアン・アダムス
自分自身ってすごいって思えるようになると、自分が何をしたらよいかが見えてきます。自分の良さや得意分野を生かして、人の役に立ちたい。みんなに喜んでもらいたい。そんな気持ちになってきました。それは決して無理をしてカッコつけてるのではなく、そうすることが喜びになるのです。
『自尊心があれば、人間として最大限の可能性を探ることができる』 マックスウェル・マルツ
子供達、一人一人に自尊心が育てば、素敵な学級になるだろうなあ。そしてみんな素敵な生き方ができるだろうなあ。
自尊心を育てる。最近の僕が大切にしていることです。
ピタゴラスって、数学だけじゃないんですね。
名言までのこしていたとは。
by HIROMI (2010-05-15 21:53)
「ほめて伸ばす」というのを誤解している人がすごく多いんですけど、相手をほめるには相手を受け入れる(ある意味好きになる)必要があって、実はとてもハードルの高いお仕事なんです。一方、怒るのは相手を拒絶していてもできることなので、実は簡単なお仕事です。
by shira (2010-05-16 00:59)
HIROMI さん、いつもありあとうございます。一芸に秀でる人は、名言も残すんですねえ。
shiraさん、するどいコメントありがとうございます。
「相手をほめるには相手を受け入れる(ある意味好きになる)必要があって」
まさにその通りです。そうでないと、言葉だけが上滑りして、相手はお世辞言ってるなって、見破りますから。
相手を受け入れること。まずはそこからスタートですね。そのためには、自分自身をまず受け入れる。そうすることで、相手の良さが見えてくる。
ほめるって、本当にハードルが高いです。でもだからこそ、自己変革をもたらし、成長をさせてくれます。本当にいつもありがとうございます。
by ムッシュ (2010-05-16 18:38)