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息子との面談 [幸せに生きる]

 わが息子も、いつの間にか高校2年生になりました。
もう大学の進路選択に迫られています。

 僕の思いは、本人が楽しく生きていけるなら、どんな選択をしても良いと思っています。ただ、本人は将来に対してまだ漠然としていて、何をどうしていいのやら決めかねているようです。

 まず、仕事に対する知識量が少ないこと。
 更に、自分のやりたいことがみつかっていないこと。

 これらのことから勉強する意義も見えず、勉強に身が入らない状態です。

 そこで本人と相談の上、僕と一週間に一度、面談の時間を持つことにしました。

僕は前々から息子と話をする時間を持ちたいと思っていました。
息子も、今進路を決めたいと思っている時期です。
二人のメリットは一致しました。
 しかし、急に話しかけても、おっくうな表情をします。事前に時間をきちんと決め、面談と称すれば、きちんとした対話もできるのではないかと提案したのです。
 息子はOKの返事をしました。

 面談の最初に僕はこう伝えました。
 どんな選択をしてもいい。ただ将来、生き生きと楽しく生きていってほしいと言う願いを持っている。お父さんはそのお手伝いをしたい。

 僕の目標は下の二点です。

仕事に対する情報を与えること。
自分の中にあるワクワク(夢)に気づかせること。

 いろんな情報から、ワクワク《夢)が自分の中に見つかれば、エンジンがかかるはずです。僕がそうですから。

 その面談の資料として使っているのが、下の本です。

ポートフォリオで「できる自分」になる (SUNMARK FILE BOOK)

ポートフォリオで「できる自分」になる (SUNMARK FILE BOOK)

  • 作者: 岩堀 美雪
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2009/12/11
  • メディア: 単行本

 内容紹介より
福井県にいま、「新たな成長法」を実践していると注目を集めている教師がいます。
それが著者の岩堀美雪先生。そしてその成長法というのが、「パーソナルポートフォリオ」です。
やることはとてもシンプル!
夢や目標、自分の長所を書いて、あとは自分が残したいと思うものを「ファイル」の中にしまいこんでいくだけ。
つまり、好きなものをしまいこんでいくだけ。
それだけで私たちは大きく成長できるのです。
実際、これまで先生の講習を受けた1万4000人以上の人々からは「夢が叶いました!」「人間関係に悩まなくなりました」といった報告が次々に寄せられています。
ではなぜ、そんなにも成長できるのか。それは、ファイルに好きなものを収めることが自分を認めることにつながるからです。

 ポートフォリオをすることで、自己肯定感が高まるそうです。
 今まで気づかなかった「自分」と出会えるといいます。
 そんな自分に気づくことで、自分の夢がみつかれば・・・
 今の息子にぴったりだと思いました。

 息子にA4のファイルをプレゼントしました。
そして、この本にそって、一週間ごとに下のような課題をだしました。

1.自分の夢を書く
2.自分の長所を書く
3.成長したところを記録する

 面談では息子の書いたことを聞き、それを話題にして話し合います。
回数を重ねることで、ファイルの中身が増えていき、ある傾向を示します。
これらを通して、息子はあいまいだった自分自身のことが少しずつ見えてきたようです。

我慢強い
キレイ好き
好きなことはずっとやり続け熱中する。(ゲーム・古本屋など)
本を読むのが好き。(ミステリー小説)

 なんだか僕と似ています。
 そうやって自分がわくわくすることを見つけてもらえればいいなと思っています。

 また仕事に対する情報は、以下のようなオーディオブックを一週間の間に聞いてもらい、感想を書いてもらう形にしています。

仕事が夢と感動であふれる5つの物語


 世の中にはいろんな仕事や会社があり、どんな仕事であっても、そこに生きがいややりがいをみつけて生きている人間がたくさんいることを知ってもらいたいと思っています。

 話をしていると息子の成長を感じます。意外なことを考えている驚きもあります。
 息子との一週間に一度の約一時間の面談。なんだか楽しみな時間です。


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shira

 ウチの長男も高2です。先日、彼の高校の三者懇談に行ってきました。今まで懇談は全部嫁サンに任せていたのですけど、一度くらいは行かなきゃと思いまして。で、行ってみたら、けっこう緊張するのですよ。本業と親業は全然違いますわね。
 彼は徐々に親たる私をただの親ではなく一人の大人として対象化しているようで、面白いです。
by shira (2011-12-08 21:24) 

ムッシュ

shiraさんいつもありがとうございます。
「彼は徐々に親たる私をただの親ではなく一人の大人として対象化しているようで、面白いです。」
 これ、実感します。
 そのことが、新しい対話を生むんだろうなあと思います。
 僕も三者面談に行って見ようかなという気持ちになりました。
by ムッシュ (2011-12-10 07:38) 

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