今年入団した2年生の女の子との会話から [合唱]
昨日は合唱団の土曜練習でした。午前9時開始だというのに、8時ちょっと過ぎに、小さい女の子が玄関にいます。よく見ると、今年合唱団ジュニア(3年生以下の準合唱団)に入団した2年生の女の子でした。
玄関を開けて、
「おはよう。はやいね~」というと、
「早起きだから早く来たの」
そう言いながら、自分の朝顔の鉢植えに水をやっています。
ずいぶんと時間があるので、「お手伝いしてくれる?」と誘ってみました。
すると、喜んで「する!する!」とついてきました。
職員室で、楽譜の紙合せのお手伝いをしてもらいました。
そこで、いろんなお話しをしてくれました。
お兄ちゃんとよくけんかすること。
担任の先生のこと。
誕生日にファミリーレストランに連れて行ってもらって、とってもうれしかったこと。
夜中に目が覚めたら、一人でお風呂に入ることなど等。
練習では見せないお茶目な表情でいろんなことを話してくれました。
「どうして合唱団に入ったの?」と聞くと、
「幼稚園の時から歌が好きだったの」と答えます。
「ずっと一年生の時から入りたかったの。私、がらがら声だけど、歌大好き。特にトトロの歌が好き」と言います。
「じゃ、合唱団でやりたいことある?」と聞くと・・・
なんと答えたと思います?
「私、歌っているだけでいい。それだけで楽しいから。」
なんだか胸がキューンとしました。
合唱練習が楽しみで早くから来てたんですね。
そして、そんなこの子の気持ちを大切にしてあげたいと思いました。
歌う楽しさをたくさん味わわせてあげたいです。
PS.ちなみにこの日から、この子、ミンミンゼミのように、僕の体にまとわりつくようになりました。
ステキなエピソードですね。その子から、改めて学ばせていただきました。楽しいから歌うわけだということを。ソアーベの定期公演を聴きに行っていたのは、あの歌声や雰囲気に自分が参加したいから。
このエピソードは、私の中にある教育の原点を見つめ直すきっかけとなりした。ありがとうございます。
by bird (2012-05-15 22:52)
birdさん、コメントありがとうございます。
本当に原点の大切さを確認する毎日です。
これも坪口先生のおかげです。
by ムッシュ (2012-05-26 07:49)