サークルでたくさんのおもしろ知識 [仮説]
今日はサークルでした。
いろんな話題が出て、たくさんのおもしろい知識を得ることができました。
その中の一つ。キャノンの「CREATIVE PARK」には、いろんなペーパークラフト工作があり、ダウンロードできるとのこと。
クリスマスのツリーがありました。
6年生の地震の単元で使える立体模型、富士山(火山のしくみ)もダウンロードできます。
また、安山岩の名前の由来はアンデス山脈から来たとのこと。ちなみに富士山も安山岩でできているそうです。
では安山岩の由来であるアンデス山脈には富士山とそっくりな山があるのでしょうか?
実はあるそうです。チリのOsorno山と言います。
実は世界各地には、富士山とそっくりな山がいくつもあるそうなのです。
それには、地震と大きな関連が…
仮説の授業書案で「地震と火山」というものがあり、現在研究中です。これで学習すると、地震や火山のことが楽しく学習できるそうです。
また、「学習」「科学」の休刊が話題となりました。学研の付録の本が紹介され、見ていて、懐かしかったです。
不思議・たのしい実験室―学研のふろく30年 (INAX booklet)
- 作者: 金子務
- 出版社/メーカー: INAX出版
- 発売日: 1996/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
最後におもしろいと思った戦争の年代の覚え方。
日清戦争、日清にお好み焼きがあるから、「いい、やくよ」1894年
お好み焼きはジューってやくから10年ごとに戦争があった
10年後 1904年 日露戦争
10年後 1914年 第一次世界大戦
お好み焼きはひっくり返すやろ、14が41にひっくりかえった
1941年 太平洋戦争
その他にもいろいろとありました。
サークルは、自分の範疇外のいろんな知識が入ってくるので、おもしろいです。本当に刺激になりました。
2010年仮説実験授業全国大会イメージキャラ [仮説]
仮説実験授業全国大会が2010年に、石川県の能登、和倉で開かれることが決定しました。
そこで、そのイメージキャラを作るよう、お願いされていました。
ずいぶん前に聞いていたのですが、合唱指導で忙しく、また久しく漫画の方も描いてないので、手がつかず、ようやく今日取りかかりました。
さて、依頼されていたキャラクターの名前は「のったー」!!
この名前からイメージしたのは、犬。なんだか犬の名前みたい。また、石川県の能登の方は、犬の顔に似てる感じがします。ずーっとそう思ってました。(こう思ってたのは僕だけかな~)
そこで、犬が何かにのったーイメージのものを書いてみようと思いました。どうせなら、分子模型に乗っているほうがいい。そうやって、できあがったのが、これ。石川県の形のように、横を向いた犬が、酸素分子にのったー!というイメージ。
しかし、なんだか能登のO形さんやS原さんのイメージじゃないなあ・・・。と思いました。きっとうれしくて、ばんざいしてるだろうなあ。
しかし、両手を上げると、ちょっと下品・・・!?
片手でおいでおいでしてるのにしよう。そうだ!ハチマキもつけよう。そうやって作ったのがのったー2号です。
どうせなら、これ、フラッシュにして、躍らせたくなりました。作りましたが、このブログにはアップできませんでした。これ、S原さんの方に送りますね。
いかがでしょう!!このどちらかに決定!!!!させてくださいね。
大切にすること [仮説]
今日はサークルで、辰巳國雄先生のお話を聞きました。辰巳先生は、何冊も本を出しており、その当時のわが市で精力的にユニークな実践をされていた先生です。
定年前には僕の住んでいる地域の教師をしており、近所のお子さんを何人も受け持たれています。町の寄り合いで、時々辰巳先生のお話が出るときがありますが、その評判はすごいものです。本当に親子共々、信頼されていた先生です。
もう80歳を過ぎるというのに、年を感じさせない話しぶり。特に心に残ったことを書きます。
子どもの本来持つ力を心から信頼しています。「子どもはすごい」と作文を読みながら何度もおっしゃっていました。
人間関係・信頼関係が何より大切。お互いに裸になれなかったらダメ。子どもが先生に全部出せる。先生も子どもに出す。(ただし先生の場合限度がある。)そういう信頼関係が生まれたら、砂地に水がしみ込むように、すべてうまくいくようになる。
クラスというのは、一人一人がつながっている。見えないところではっきりとした力関係がある。特に力のある子の行動や発言をみんなが注目している。そこで教師はクラスの実権を持っている子との関係をまず作る。すると他のみんなは安心感を持つ。何でも出せるようになってくる。
次の二つを目標にしてきた。
子どもたちみんなを仲良くしてやろう。勉強は楽しいもんだという思いを持たせてやろう。
孤立している子は、先生の横に置く。先生のところには子供達が自然と寄ってくる。そこでつなげていく。
クラスのみんなで山へコケとりへ行って、迷子になってしまったというお話やみんなで海へ遊びに行ったおはなし等、20年ぐらい前のゆとりのある時代がよみがえってきました。
まず、人間関係・信頼関係が大切だということを再認識しました。そのためには心のゆとりが大切です。気ぜわしい今の時代ですが、根っこの部分を大切にしていきたいと思いました。
いい時間でした。辰巳先生、お世話してくださったK先生、ありがとうございました。
灯台下暗し [仮説]
サークルに、僕の近所のおいしいおまんじゅうを持っていきました。すると、Mさんが、「あっ、これ私の家のとなりのおまんじゅう」というではありませんか。
よく話しを聞いてみると、同じ町内の人でした。灯台下暗しとはこのことです。お父さん・お母さんの顔は良く知っているのですが、この年代とはあまり交流がないので、わからなかったのです。
そして、小学校時代のお話を聞いてみると、なんと、辰巳国雄先生だったことが分かりました。辰巳先生という方は、当時有名な先生でした。著書・共著も多数あり、とてもユニークな実践家でした。
学級集団の機関車・学級通信 (1978年) (生活指導シリーズ〈4〉)
- 作者: 辰巳 国雄
- 出版社/メーカー: 国土社
- 発売日: 1978/04
学級担任の仕事と技術 (小学6年) (学級づくり入門シリーズ (6))
- 作者: 辰巳 国雄
- 出版社/メーカー: 明治図書
- 発売日: 1983/01
わが子を教えてもらっていた近所の人の評判も、ものすごく良く、本物の実践家だと思います。
Mさんはいろんな思い出を話してくれたのですが、その中でおもしろかったのは、わざと大声で叱り声を出す(それも廊下に向かって)、それを子供達は笑いをこらえて、静かに聴いている。という実践!?
実は、実際は叱っていなくて、お遊び。これを先生と子供達の共通の秘密の事柄にするのです。なんだかおもしろいでしょ。そんなことで、つながりが強くなります。
また、先生は、三つの事柄(なんだったかは忘れました)だけの時は厳しくおこったけど、それ以外の時は、自由だったということ。聞いているとソアーベ合唱団の坪口先生を思い出しました。
そうそう、宿題をさいころで決めるというのもおもしろかったなあ。たとえば1が出ると国語、2は算数、ある目が出ると宿題はなし!すごすぎる。
定年最後まで担任をしたい、という希望から、山の学校に来られた先生です。「先生の手の内に乗せられて、いろんなことしていたような気がする」とMさんは言っていました。辰巳先生は、ある意味楽しんで実践をされていたのでしょうね。
まだ、元気で文を書いたり、図書館での活動など、いろんな活躍をされています。一度じっくりいろんなお話を聞いてみたいです。
教育の世界にはいろんな方法があるけど [仮説]
昨日は、サークルでした。3人の参加でしたが、日頃の悩みや給食指導・掃除指導など、普段出ないようないろんな話題が出て、おもしろかったです。
その中で感じたのは、教育の世界にはいろんなやり方や方法があるけど、最終的に選ぶのは自分であるということ。そして、選ぶ際、自分の生きざまや人生観が大きく関係するということ。これを強く感じました。
たとえば、給食指導の際、全部食べさせるのか、食べさせないのか。それ一つをとっても、微妙に指導の仕方が違います。Kさんは、子どもの頃のどうしても食べられなかった体験を元に、食べるのも残すのも自由としています。僕は、アレルギーのものは別として、嫌いなものでも一口は食べるという指導をしています。
給食ひとつをとってもこれですから、教育全般に関して、一つ一つ指導には微妙な違いが出てくるでしょう。そして、そこから学級の雰囲気が生まれてくるのでしょう。
結局、何を一番大切にするのか?それによって、どんな指導を選ぶのか決まってくるような気がします。
また、何を一番大切にするのか?というのも今までの生きざまや人生観で決まってくるような気がします。
今の僕は、「子供達が幸せになってほしい」という願いが根っこにあります。そのためには自己肯定感を持つことが大切なことだと思うようになりました。自分に自信を持つこと。そうすれば、どんなことがあっても、自分が自分を支えてくれます。
また、楽しいということも大原則になっています。子供達が楽しく感じること。そのためには、自分も楽しい事。
低学年を持つようになってから、微妙に変わりつつあります。
自分に自信を持って、一日一日を楽しく生きる。これが今の僕の思いです。