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今日のめあては、ていねいさ。 [合唱]

  今日は、久々の合唱指導。3日空いての練習です。
  子供達、意識も声のレベルも落ちていました。しかし、大会は3日後です。今日も大会を意識した練習をしました。
  今日のめあては、ていねいさ。
表現力が伸びたのはいいのですが、ていねいさが落ちています。表現を意識することで、ていねいさまで意識がいかないのです。ていねいさとは具体的に。次の3点です。

・音程 ・美しさ ・音を伸ばす

  「音程」は、高音と低音に分け、問題となる箇所を繰り返し練習しました。特に低音の音がうまくとれません。
  僕が手本を示し、その通りに子ども達に歌わせる。そんな練習方法で、繰り返し繰り返し音が取れるまで行いました。自分自身、猛練習をしていて良かったです。まず教師自身が汗をかくこと。大切なことだと実感しました。

 「美しさ」とは、地声が出ず、きれいな声で歌うということです。子供達は意識があれば、きれいな声が出せます。意識がとんでしまったとき、子供達は地声を出してしまいます。常にきれいな声を意識させ、練習をしました。

  最後は「音を伸ばす」。これは教育の鉄人合宿で杉渕先生から教わったことをもとに指導してみました。具体的に言うと

「○すてきなーともだちとー○」

という歌詞だったら、言葉に入る前と後の○の部分も言葉として意識するということ。歌を歌う場合、息継ぎが必要ですが,言葉の連続という意識を持ち息継ぎをすることで、歌声が切れることなく流れを持つようになります。
 この指導、文章で表現するのは難しいですが,この指導で、子供達の歌が変わりました。ぶつ切りだった歌声が、流れを持つようになったのです。言葉と言葉のつなぎ目、空白の部分も歌の一部と意識することで,レベルの高い歌声と変化しました。本当にすごいことを教わったなあと思います。杉渕先生、本当にありがとうございました。

 これは、いろんなことに応用が利きそうです。組体操の演技と演技の間。ソーラン節の演技の間の部分。あるいは、授業の組み立てをする場合の間の部分。そんな部分も意識する事で、よりレベルの高いものになりそうです。
 これは、今後、いろんな実践で意識していきたいところです。

 子供達、本当に良くがんばりました。夏休み中、しかも3連休明けの状態で、この練習はきつかったと思います。よく乗り越えていると思います。最後に心からほめました。素晴らしい子供達と出会えたことに感謝です。あと3日。本番は目の前です。


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ふっとわーく

神戸では大変お世話になりました。有難うございました。

私は息子と、寝台で今朝帰り着きました。早速明日、資料で勉強させて戴こうと思います。嬉しいです。

講座での学びを早速取り入れていらっしゃるのはさすがムッシュさんですね。今日だけでまた一段と子ども達の力も伸びたのではないでしょうか。

あと数日、どこまで伸びるのか、楽しみですね。
by ふっとわーく (2007-07-31 23:29) 

ムッシュ

おはようございます。コメントありがとうございます。
ライダーシンさんが、「72時間以内?に実行することが大切」と言っていたと思います。実行している自分を我ながら、立派だとほめています。
こういう良い氣分にさせてくれたふっとわーくさんのコメントに感謝しています。
 こちらこそ、いろいろと教えてください。ありがとうございます。
by ムッシュ (2007-08-01 05:09) 

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