心の余裕

 今日も現状をあるがままに認め、「心の余裕」を意識して、一日をスタートしました。これを意識すると、良い部分が見えてきます。今日もどんどんほめ、よい雰囲気でスタートしました。

  ところが2限目の算数の時間。何度もやったはずの問題が分からない子が多数出現。移行措置で今年から教えるようになった「時間」の問題です。ここでめげました。と同時に僕の「心の余裕」がだんだん少なくなっていくのがわかりました。心の空間ががキューンとしぼんで行く感じです。意識しているから感じたこと。

  まずいなと思い、気分転換。問題をとく時間（余裕）を与え、どんどん個別に教えました。すると、心の余裕も回復し、膨らんでいきました。

  「心の余裕」を自分の中に空間としてイメージし、意識することで、自分のことが客観的に見えました。面白い体験でした。

  車のアクセルにはある程度の遊びの部分があります。だから気持ちよく、スピードが出ます。教師も同じように、ある程度の遊びの部分（ゆとり）が大切だと最近、実感しています。