ＮＨＫ全国学校音楽コンクールアンケート

　NHK全国学校音楽コンクール出場の際、学校紹介などに使用する目的でアンケートの提出を求められます。今日は、そのアンケートを作成しました。そのアンケートをアップします。

第76回ＮＨＫ全国学校音楽コンクールアンケート

①コンクールに参加する理由を教えてください。
　今年、本校に初めて正式な合唱団ができました。その合唱団の子供達が一丸となり、ひとつになるために参加します。この挑戦を通して、合唱団の歌のレベルアップと心の成長を願っています。

②コンクールに参加する生徒の皆さんについてうかがいます。
●普段、合唱部に所属していますか。
　所属しています。

●男子・女子は何名ずつ参加しておられますか？
男子５名、女子38名です。

③自由曲のどういうところが気に入って選ばれましたか？
　自由曲「未来を旅するハーモニー」は、何と言っても詩の内容がうちの合唱団にぴったりです。
「先生、本当なの？このハーモニーもコンクールが終わっても　消えないの？」
「卒業しても　会えなくなってもどこかで旅続ける　メロディー」
　今年、合唱団ができました。今まではコンクールが終わったら、歌わなくなってしまっていた自由曲。しかし、今年は違います。今後のステージでも歌っていくレパートリーの一つとなるでしょう。そして、コンクールが終わっても、このメロディーは子供達の心に流れ続けることでしょう。
　このすばらしいメロディーが、コンクールや合唱団での体験を呼び起こし、宝物になって残って欲しい。そんな気持ちがあります。
　子供達にとって、人生の応援歌になれば幸せです。

④コンクール前の練習についてうかがいます。
●週に何回、何時間ほど練習を行っていましたか。
　毎日お昼休みに、20分程度の練習を積み重ねてきました。夏休みに入ってからは、12日間ほど、毎日２時間程度の練習を予定しています。

●練習で苦労した点、楽しかった点は？
　苦労した点は、昼休みといえど、委員会の仕事や行事があり、なかなか全員がそろわないという点でした。
　しかし、合唱団にあこがれ、練習に自主的に参加する低学年の子供達がたくさんいました。その子たちの存在が、練習を楽しいものにしました。その子たちのことを合唱団ジュニアと呼んでいます。（入団の規定の学年に満たない予備軍の子どもたち）
　低学年の子供達の存在が合唱団の子供達を刺激します。また、低学年の子供達は練習に参加することにより、後進の育成にもつながります。共に練習することで、合唱団もジュニアもだんだんうまくなっていきました。

●練習中のおもしろいエピソードを教えてください。
　合唱団デビューを国際交流協会のイベントで行いました。その時、あまりにもジュニアの子供達が熱心なので、一緒に歌わせました。これが会の主催者やジュニアの保護者のみなさんにとても喜ばれました。
　また、そのデビューをきっかけに新聞社がやってきて、うちの合唱団が大きく紹介されたこともうれしかったことです
　毎日、インディアンの発声と称した発声練習を積み重ねてきましたが、校長先生が合唱の専門ですので、校長先生のワンポイントアドバイスコーナーを設け、発声に磨きをかけています。
　また、良いイメージ作りのために、NHK全国学校音楽コンクール課題曲（ビデオ）を毎日見ながら鏡を持って歌い、歌や表情の研究をしています。

●コンクールに向けての思いをお書き下さい。
　このコンクールへの出場は、合唱団の子どもたちにとって、大きな夢への挑戦です。合唱指導を始めて５年目の僕、そして合唱が専門の校長先生、更に練習を支えてくれる女の先生、3人のスタッフが、合唱団ができて３ヶ月目の子供達と共にチームを組み、本格的な合唱団相手にどこまでいけるか！夢は大きく!!
　ベストを尽くし、すばらしい結果を残したいです。

⑤自由記述欄
　福井ソアーベ児童合唱団のような、小さな子から大きな子までが仲良く楽しく家族のような明るい合唱団を目指しています。一人一人が「心をひとつに」を合言葉に練習を積み重ねてきました。一人一人が精一杯がんばり、感動という奇跡を生みたいです。

　いよいよです。現実感が帯びてきました。