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発声のストレッチ、イーダ [合唱]

 声楽家の方とお話しする機会がありました。
発声をよくするおもしろいトレーニングを教えていただいたので、記録しておきます。
それは

思いっきり「イーダ」

ということだそうです。首にシワが見えるくらい思いっきりやるといいそうです。声帯が横に広がり、声が出やすくなるということだそうです。

そこで、声帯の画像を探してみました。

fg222_1.gif

 喉の奥で縦に開いています。「イーダ」ということでこれが横に広がるわけですね。
これを5回ぐらい毎日やるといいそうです。

さっそく朝練に取り入れました。効果のほどはまだわかりません。

 声が出る仕組みがしりたくて、声が出ている時の声帯の映像を探して見ました。するとこんなものを見つけました。(あまり気持ちのいいものではないので、興味のある方だけご覧ください。)


 声帯がブルブル動いています。「イーダ」は、筋肉のストレッチのように、声帯の動きやすさを作るのかもしれません。

 これを見ると、声は振動だということがわかります。お腹からの息で、この振動を作り、さらにこの振動を体の中で増幅させていことが、響く声の秘密なのでしょう。

 声が響く子は、鼻や首の後ろ、あるいは頭の上がブルブルと振動しています。
 合唱って、ある意味、科学的なのかもしれません。


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コメント 4

shira

 これ見て思い出したんですが、高音が伸び切らずに苦しんでいるソプラノに鼻に抜いた「イ」の発音でスケールをやらせるんです。ドレミファソファミレドの音階を「イーーーーイーーーーー」(かなりヘンな響きがします)と素早く歌わせると、びっくりするくらい高音が出ます。
 ただ、「イ」は声帯を引っ張る効果はてきめんなんですけど、きれいに歌うのは難しいんですよね。中学生が大好きな「COSMOS」という合唱曲は、一番盛り上がる部分の長音が全部「イ」の段なのですごく難しいです。
by shira (2012-07-03 22:48) 

AYU

ボイストレーニングの本には声帯の説明がありますよね。
うちの団のOGに耳鼻科のお父さんがいらっしゃって何かの時には
強い味方になって頂けるかな-思ってます。
by AYU (2012-07-05 10:21) 

ムッシュ

shiraさん、いつもありがとうございます。
へ~~、勉強になりました。
確かにイは出しやすい音かもしれません。
こういうコメント、本当にありがたいです。
by ムッシュ (2012-07-15 19:57) 

ムッシュ

AYUさん、いつもありがとうございます。
耳鼻科につながりがあるって、心強いですね。
最近、合唱って、ある面、科学的だなあと思います。
そんな意味で、強い見方ですね。
by ムッシュ (2012-07-15 19:58) 

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