ドーナツの穴 [幸せに生きる]
NHKオンデマンドで、毎日、梅ちゃん先生を見ています。
本当におもしろいです。
毎回、心に残るシーンがあるのですが、最近では、ドーナツの穴のシーンが強く心に残っています。こんなシーンです。
帰京した松岡と再会
帝都大病院の資料室
松岡と梅子
列車の中で悩んでたことがあって、、
なんですか?
ドーナツです!
ドーナツ?
ええ、ドーナツの穴はドーナツの一部と言えるのかどうか。どう思いますか?
ドーナツの穴は穴でしょ?どうして一部なんですか?
だって、ドーナツは真ん中に穴があいていることによってドーナツと特定できるんですよ。
穴がなければただ小麦粉を揚げたもので、ドーナツとは言えない。だとすれば、ドーナツをドーナツたらしめている
この穴はやはりドーナツの一部と言えるのではないか。まぁ、これはちくわにも言えることで・・・
ありがとう・・・帰ってきてくれて、ありがとう
はい
松岡はドーナツの穴にこだわっています。
考えると、ドーナツは穴があるから、ドーナツなのです。
ということは、穴もドーナツの一部ということになってしまいます。
穴のないドーナツなんて、おいしそうではありません。
これって自分自身に当てはめてみると、おもしろいです。
僕には、長所もあれば短所もあります。
でも、その短所があるからこそ、僕なのです。
短所も僕の一部。
逆に短所がなくなり、長所だらけになっちゃったら、僕じゃなくなってしまう。
長所も短所もふくめて、僕自身なのです。
そんなことを考えると、ホッとした気分になります。
さらに考えを進めると、ドーナッツの穴をよくしようとすることに意味はありません。ドーナツをおいしくするためには、本体の輪の部分が大切です。
人も同じ、欠点(穴)をなおそうと努力するのではなく、長所(本体)をう~~んと伸ばすことが大切。
ドーナツは、穴があるからこそおいしそうです。
僕自身も、欠点があるからこそ、味のある人間だ!ってふうに長所を伸ばしていきたいです。
ドーナツの話から、こんなことを考えている僕。
どちらかというと、松岡っぽいかもしれません。
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