合宿での学びを合唱団の練習に生かす [合唱]
6年生の合宿で学んだことがあります。
それは、子供達が活動の前に、みんなに対して、めあてを発表していたこと。
そして、活動が終わってから、良かった点や反省点を言い合っていたこと。意見のある人が立って、全員の前で言うのです。これはいいなあと思いました。
めあてを言うことで、その活動に対し、目標や視点が持てます。
また、活動後の意見では、振り返りができ、次につなげることができます。発表した子は、評価の対象になります。
更に、自分達が活動の主体なんだという意識が育っていくものだと思いました。
合唱団の朝練でも、これを取り入れてみました。
合唱団の練習メニューはいつも、こんな感じです。
準備運動的活動
1曲目の練習
2曲目の練習
後かたづけ
あいさつ
この中に、以下のようにめあてと振り返りの時間を持ちました。
準備運動的活動
(練習のめあて)…先着2名
1曲目の練習
(練習のめあて)…先着2名
2曲目の練習
後かたづけ
あいさつ
(今日の練習の振り返り)…先着3名
今日、はじめてやってみたのですが、6年生ががんばってくれました。
意見のある人がこう言います。
「聞いてください」
全員「ハイ」と言って、発表者を見る。
「今日の練習では、音程をしっかりとってください。」
全員「わかりました。」
これ、普段の授業でもやっているクラスが多いので、初めてなのに、うまくいきました。6年生が進んで発表してくれるのがうれしいです。
合唱の練習では、技術的な指導があり、どうしても教師主体になりがちです。でも、少しずつ子供達主体にもっていこうと考えています。
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