葬儀での挨拶 [言葉は言霊]
葬儀での挨拶を考えました
本日はお忙しいところを亡き父の葬儀にお集まり下さいまして、まことにありがとうございました。
父は昨年末に肺炎を患い、入院しました。一時は、病状もよくなり、「家に帰りたい」と口癖のように申しておりました。つらい入院生活も良く我慢しておりましたのは、真面目だけがとりえだった、父の生き方そのものであったと思っています。
ひたすら回復を祈っておりましたが、その甲斐も無く3月10日に永眠をいたしました。
父の入院中、僕は、父の昔からの文章を少しずつ読んでいきました。高校時代から、父は俳句を愛し続けました。文学を愛し続けました。純粋な父でした。不器用な父でした。しかし一途な父でした。そんな父のことをたくさんの人が愛してくれていました。そんなことを父の書いた文章や今までのことで強く感じています。
さて、自宅には父の書き溜めた膨大な文章が残っています。その文章から一冊の本を作りたいと考えています。
父が魂を込めた文章を本にすることで、父は永遠に生きるのではないかと思うのです。そしてそれが一番の供養だと考えています。完成しましたら、ぜひご覧になっていただけるとうれしいです。
そしてぜひ、その本の父の言葉を聴いてあげてください。
最期に、どうか皆様、未熟な私どもに、今後とも亡き父同様にご支援を賜りますようお願い申し上げます。故人が生前に賜りましたご厚情に改めて御礼申し上げますとともに、今後も変わらぬ ご指導をお願い申し上げまして、私からのご挨拶とさせて頂きます。
本日はまことにありがとうございました。
父のためにたくさんの方が動いてくれています。心から感謝です。
たいへんだね
by あいちゃん (2008-03-12 16:18)
コメントありがとう!
この大変さが自分を育ててくれてます。
見えないことが、見えてきます。
がんばります。
by ムッシュ (2008-03-14 12:09)
お父様のご冥福を心よりお祈りいたします。
ムッシュさんもいろいろとご苦労やご心労があったことと思います。
お父様はムッシュさんが息子でとても幸せだったと思います。
自分の両親を見送る日が自分にもいつかくると思うと、できるだけ親孝行しないとけないなぁと思います。
まだまだ気が休まらない日が続くと思いますが、どうかお体に気をつけてくださいね。
by なつみ (2008-03-15 05:12)
なつみさん、コメントありがとうございます。
ようやく生活も落ち着き出しました。
今日は初七日。
いろいろと出来なかった分、
今出来ることをやるというのが正直なところです。
親、身近であるがゆえに、いなくなって初めてわかる
ありがたさです。
by ムッシュ (2008-03-15 15:25)