ピラミッド [通信]
通信を書きました。
組体操でピラミッドという技があります。大きい人、中ぐらいの人、小さい人、いろんな人が必要です。そして、それぞれの人が特徴を生かし、一人ひとりが持っている力を精一杯出して初めて成功する技です。仮に1人がわざとふざけて力をぬこうものなら、全部壊れてしまいます。
これって、クラスととてもよく似ています。
クラスにもいろんな人がいます。いろんな性格の人、いろんな得意なものを持った人。そんな人たちが自分の特徴を生かし、もっている力を精一杯出すことで、とても居心地のいい素晴らしいクラスになります。しかし、その中で、たった一人がわざとふざけてマイナスのことをすると、ピラミッドのように一度にクラスが壊れてしまうことがあります。
たとえば、昨日あった手紙事件です。不幸の手紙を別の人の名前で書き、置いておくようなこと。このようなことをすれば、やがてそれはいろんな人に伝染し、クラスは確実にこわれていきます。幸い、昨日すぐに氣がつき、やった人も反省してくれたので、こわれる寸前で、また元にもどりました。本当に良かったと思います。
昨日の事件で、みんなに学んで欲しいことがあります。それは、あなたたち1人はみんなとつながっているということ。組体操のピラミッドのように。「ひとりはみんなのために」ってそういう意味なのです。
そして、すばらしいクラスにするためには、ひとりひとりが良くしよう、よくなろうというパワー(力)を出し、努力が必要であるということ。これもわかってほしいことです。
これもピラミッドを例にして考えるとわかりやすいのではないでしょうか。ピラミッドを完成させるためには、一人ひとりの精一杯の力が必要です。ひとりひとりの力があって初めて完成し、大きな感動が生まれます。クラスも同じ。いいクラスにしたいなあって思っているだけでなく、一人ひとりがプラスの力を出し、行動しないといけないのです。
昨日の手紙事件から、色々考えたことをまとめてみました。いろんな事件から学んでいって欲しいです。そのことが成長を生みます。
クラスは、チームです。いろんな人がいて、一人ひとりが特徴を生かし、もっているパワーを出すことで、奇跡を生みます。がんばりましょう。
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