脳トレコミュニケーション [幸せに生きる]
今日は岡本正一さんという方の「脳トレコミュニケーション」という講演(ライブ!?)を聞きました。
体を動かしたり、体験したり、とても楽しい講演でした。その講演の中で参考になった部分を書いてみます。
●挨拶
「あなたはコンビニエンスストアーの店員さんが言う「いらっしゃいませ、こんにちは~」という挨拶に対し、返していますか?」という質問がありました。
みなさんは、どうですか?会場のみなさんはほとんど返してませんでした。僕も返してませんでした。その理由は、なぜでしょう?
では、「逆に自分が挨拶したのに、無視された経験はありますか?」という質問に対し、これもほとんどの方が無視された経験があると答えます。
それは挨拶の質が低いから。結局、相手に届いていないんですね。
そこで、挨拶(コミュニケーション)の質を高めるポイントを実技を交えてやっていきました。
●第一印象に磨きをかける・・・55%
コミュニケーションでは、第一印象(見た目)が大切。そのためのおまじないの言葉を教えてくれました。それは、
せ、め、て、あし、ふく、くせ
せ…背筋を伸ばす。
め…目線を合わす
て…手の位置に気をつける。気をつけ、胸の前で組む、後ろで組む、腰に手を当てる、手を口元にもっていく、それぞれの動作を二人一組になって見合いました。全然印象が違って見えました。特に口元に手をやるくせのある僕。あまり印象のいいものではありませんでした。ウソをつくとき、そういう動作になりやすいそうです。
あし…親指に重心を置く、踵に重心を置く、右足、左足に重心を置く、それぞれの立ち方を見合いました。これも同じ人なのに、全然印象が違って見えました。
ふく…シャツをズボンに入れるだけでまた、印象がガラッと違って見えました。
くせ…お互いわざと、かくかくと足を動かしました。すると落ち着きのない悪い印象を与えることがわかりました。
こうやって見合うことで、ちょっとしたことで、見た目の印象ががらっと変わることがはっきりとわかりました。
一番格好いいのは、背筋を伸ばし、目線は前、手は横、足は親指に重心を置くという立ち方になります。やってみると、合唱で歌を歌う基本姿勢になります。
合唱をやると、見た目がとても素敵になるんだということがわかりました。
●声に磨きをかける…38%
声も相当、印象に影響を与えます。そこで良い印象の声を作るためのボイストレーニングをやりました。やってみると、これも合唱でやっている発声練習とよく似ていました。お腹から声を出し、だんだんと音階を上げていく発声練習でした。
おもしろかったのが、高い声になると喉仏(声帯)が上に動き、低い声になると喉仏が下に動くということ。喉に手を当ててやってみてください。声の高さによって上下しますよ。
声が高い低いというのは、トロンボーンのような仕組みと似ているとのこと。平井堅が手を上げ下げしながら歌を歌っているのは、声帯が上や下に行くのを助ける役目をしているそうです。これも合唱指導にとても参考になりました。
その他、いろんなおもしろいお話しがあったのですが、最終的に思ったのは、合唱をやっていると、見た目が好印象となり、声も素敵に、そして、よいコミュニケーションのベースを作ることができるってことです。
合唱のすばらしさを再認識した講演でした。
PS.結局合唱に行き着くんですよね。好きなんだな~。
参考図書として次の2冊を紹介してました。- ショップ: 楽天ブックス
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面白そうなので、読んでみます。
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