箱根合唱セミナー二日目 「指揮法を勉強しました」 [合唱]
今日は、箱根合唱セミナー2日目。朝、5時30分に起き、近くを70分ほどランニングしました。芦ノ湖沿いの林の中の道を走りました。木立の中の空気がおいしく気持ちいいです。
戻ってくるころには、同じ宿のHさんが目をさましていました。Yさんは、まだ寝ているよう。
二人は採用2年目。このような合唱セミナーに自腹で来るなんて、本当に未来が明るい二人です。いろんなことを知っており、また熱心です。二人とも有望な若者。僕のようなものとも垣根なくつきあってくれて、感謝です。
今日の最初の講座は山崎朋子先生の講座。新曲の紹介でした。山崎先生のお話の中で参考になったのは、次の2点。
・休符について…作曲家の立場からいうと、どこに入れるか迷うそうです。しかし、次の歌詞を大切にしたい場合、休符を入れるそうです。ということは、休符のあとの言葉を大切にしていく必要があります。
・また、子音を飛ばすことで気持ちが伝わることも、なるほど、と思いました。例えば、「つらい」の「つ」の音など
学校を変わり、新しい場所での歌う環境づくりで奮闘されている点、参考になりました。
例えば、音楽室の入り口で、明るいきれいな声で「おはよう」と先生が挨拶、それに対し、子供が同じような明るい「おはよう」で返せば「合格」って言って、入室させるってお話。
また毎時間一人ひとり声を出させるような簡単なテストをしているってお話。教師の方に、それ相応の覚悟がなければできないことです。そのかいあって、一ヶ月ほどで声を出すようになったそうです。
また、新曲「絆」もとても素敵な歌でした。
さて、その後の3講座は連続して指揮指導法に出ました。東京の中学校の先生、塚田真夫先生の講座です。20数年、斉藤秀雄さんの指揮法を勉強されてきたそうです。
もらったプリントに斉藤先生の次のような言葉が書かれていました。
「型に入れ!そして型から出よ!」
今日の講座は、そんな指揮法の型を学べる時間でした。
僕にとっては宝物のような時間でした。
今まで自己流で、指揮の「し」の字もわからないままやっていた自分でしたが、指揮法の基本である。「叩き」や「平均運動」など、基本的な振り方が、少しはわかったような気がします。
3回とも同じような内容だったのが、僕にとってよかったです。何度もやるうちに、一回目でわからなかったことが2回目にはわかり、3回目ではよりよくわかるって感じでしたから。
講師の塚田先生はやりにくかったでしょうけど、本当に感謝です。これだけでも来たかいがあります。
そして、指揮法って、とっても奥が深いことがわかりました。
今の僕の目標は、今日の講座のビデオで繰り返し練習し、基本的な技を身に着けることです。そして、11月には塚田真夫先生のDVDが出るとのこと、それも購入し、指揮法を自分のものにしていきたいと思っています。
きっと良いDVDだと思います。出ましたら、このブログでも情報をアップします。
本当に合唱三昧の一日。おもしろくってしょうがありません。関係者の皆さん、そして家族に感謝です。
こんにちは。
私は今、塚田先生の下で音楽を学んでいます。
先生の指導は素晴らしいですよね!!
by 古泉一樹 (2011-03-13 15:16)
古泉様、コメントありがとうございます。
「私は今、塚田先生の下で音楽を学んでいます。」
ええ~~、それはうらやましい。
本当に塚田先生の指揮はすばらしいです。
またぜひ学びたいです。
ステキな環境ですね。
by ムッシュ (2011-03-16 19:59)