今日も素敵な歌声と空気!大好きな合唱団のコンサート [合唱]
今日は、合唱団員4名を連れて、僕の大好きな合唱団のコンサートを見に行きました。本番前の練習の時から見させていただきました。今日もたくさんの学びがありました。
まず指導の先生からの学びです。
セリフを言う時、目がおよいでいる子に対してこんな言葉かけをしていました。
遠くの○○を見て。
視線まで指導する点、さらにその指導も具体的です。
ある子どもが言ったマイナス言葉を、さりげなくプラスの方に持っていった点もすごいなあと思いました。
(具体的な言葉かけは忘れましたが、見事でした。)
「言葉を大切にすること」を繰り返していました。やはり最初に言葉ありきです。
自分のほっぺを手で持ち上げ、笑顔を作っている子がいました。
笑顔でない子のほっぺを隣の子がさりげなくサッと持ち上げている点も、素敵でした。団員同士の仲がよくないとできないことです。
発声では、お腹を意識させているのが、よくわかりました。自分でお腹を押さえながら歌っている子。お腹の前を手であおる様にして歌っている子。それぞれがそれぞれの工夫でお腹を意識していました。
そうやって「最後に伸ばす音には、気持ちを込めるよう」指導していました。
6年生の動きも見事でした。
先生は「体育館へ、各自の準備物を持って移動するように。」と言っただけなのに、リーダーの子は、大きな声で団員を並べ移動させます。
リーダーは、自分の頭で考え、先生の言葉以上のことを実行しています。自主性、積極性が育ています。
今日は、バザーでのコンサートでした。
最初、ざわついていました。ところが歌が始まると、どうでしょう。先ほどのざわつきは消え、歌の世界が生まれています。
隣で一緒に歌っている方もいました。知らず知らずのうちに僕は子供達の歌に合わせ体を揺らせ、指揮をしていました。
サウンドオブミュージック。素敵でした。振り付けは子供達が考えたといいます。
なんとセンスのいいかわいい踊りでしょう。
そして最後のいのちの歌では、また泣きそうになりました。
心が躍る歌声でした。歌ってすごいです。合唱ってすばらしいです。そんな思いでいっぱいになったコンサートでした。
一緒に行った団員達もたくさんのことを感じたようです。
百聞は一見にしかず、と言います。
この明るい歌声、明るい雰囲気。体で感じたことでしょう。
何度聞いても、また聞きたくなる歌声。そう、後味のいい料理を食べ、また食べにいきたいなあと思うような感覚に似ています。そんな点は、僕の大好きな福井ソアーベ児童合唱団と同じです。
僕の目指すものがそこにはありました。
今日も素敵な歌声と空気をありがとうございました。感謝します。
遠くを見ると言えば、中学の合唱部の先生は天井からアルミ箔でくるんだテニスボールをぶら下げて「ここを狙って声を出せ」と言いました。ところがお手伝い男声部の素行の悪いヤロウ共(つまり私のその友人)は銀玉とか金玉とか言って茶化しておりました。
by shira (2011-11-14 21:32)