6年生の器楽演奏オーディション [行事への取り組み]
今日は、6年生の器楽演奏のオーディションを行ないました。
毎年6年生は、2月の授業参観と6年生を送る会で、器楽演奏を披露します。
その演奏で特別な楽器を演奏するためのオーディションです。
楽器は、次のものです。
ピアノ・アコーディオン・鉄琴・木琴・エレクトーン・打楽器・ピアニカ
オーディションを受けない子は、全員リコーダーです。
たくさん集まった子どもたちを前に、こう言いました。
「来週の月曜日から、毎日昼練をします。まずそれに毎日参加するというのが条件です。それがいやな人は、やめても構いません。」
すると、次々と・・・
「ぼくやめます。」
「わたしやめます。」
と減っていきました。
残った子どもたちに確認しました。
「本当に毎日やりますよ。それでもいいですか?」
「はい」と答えます。
残った子、全員合格にしました。
うまい下手は関係ないのです。やる気が問題なのです。
32名のやる気のある精鋭が選ばれました。
来週月曜日から、昼練開始です。
今年は、教科書の「風を切って」を演奏します。
ただし、ちょっと趣向を凝らした構成にしようと思っています。
教科書では、2回の繰り返しですが、この演奏を5回繰り返そうと思っています。
その各回で、様々な楽器を主人公にする予定です。
歌も主人公になる回があります。
各回で、脚光を浴びるものを変えていくのです。
そして最後は、すべての楽器で演奏です。徐々に盛り上がっていく構成にしていく予定です。
また、子どもたちのアイデアをどんどん取り入れていきたいとも思っています。
これは、クラシックの「木星」をヒントにしました。木星では同じ旋律が何度も繰り返されているにも関わらず、楽器を変えることで変化に富んだ演奏になっています。
器楽演奏で、それに挑戦しようと思っているのです。
6年生の子どもたちとともに、どこまでやれるでしょうか。
心に残る器楽演奏にしてあげたいです。