8割主義 [幸せに生きる]
授業をやっていると、やらない子が出てきます。その子にどう対応するか。
以前の僕ならば、「するように」と促していました。ちょっぴりイライラしながら。
でも、今は、放っておいて、全体の流れを優先しています。そこを見ないようにして、楽しんでいる子供達を見ます。すると、自分まで楽しくなります。そして楽しい流れを作るよう努めます。すると、知らないうちに、その子も参加していることがあります。
8割主義という言葉がありますが、全体の8割を大切にしていると、なんだかいい雰囲気で授業も進みます。
今日もリコーダーをやってない子がいました。でも手拍子や、立ったり座ったり、ゲーム的な要素を入れ、どんどんほめているうちに、その子もいつの間にか、授業に参加していました。
授業がうまくいく原則ってあるような気がします。それはみんなが気持ちよくなる授業。笑顔になれる授業。でも8割でいいのです。
考えると、「8割でいい」というのは、すごいことを言っているのかもしれません。(以前の僕は100%を目指していました)野球の世界では3割というとすごいバッターです。
授業をやっていると、不機嫌な顔をしている子がいるものです。そこに目を奪われて、自分まで不機嫌になってしまっては、元も子もありません。同じ時を過ごすなら、ハッピーでいたいものです。
8割主義。教師も子どももある意味、楽になれ、楽しめる考えだと思います。常に意識していたい言葉です。