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株式会社タイムカプセル社 十年前からやってきた使者 [本]

 すてきな本に出会いました。

内容紹介より
 人生は、いつでも、何度でも、どこからでも、やり直せる。
 人は日々の生活の中で、自分が抱いていた夢や希望をいつの間にか忘れてしまう。5人の登場人物は、十年前の自分が未来の自分に宛てて書いた手紙を読むことを通して、 自分が素直な気持ちで実現したかった夢、抱いていた希望に気づく。
そして自分自身からのメッセージに背中を押され、前に進み始める
 
  絶望の暗闇の中に生きる人が、10年後の自分にあてた自分の手紙を読むことで、一筋の光を見出し、生きる希望を得ていくという内容です。
 
  絶望を体験したことは僕にもありました。
 真っ暗闇でした。
 いっそ死んでしまおうか・・・と思いました。
 でも死に切れませんでした。
 それは6才のわが子と妻を残していけなかったから。
 
  そんな時、僕に一筋の光が見えました。
 それは、ある学級で見た一心不乱に歌う6年生の子どもたちの姿です。
 こんなクラスにしたい。
 こんな子どもたちを育てたい。 

 それが、僕にとっての一筋の光でした。


  真っ暗闇だからこそ、それは光り輝き、僕の心を震わせました。
 知らない間に涙していました。
 死んだつもりでがんばろうと思いました。

  それが合唱との出会いでした。

 この本を読むことで、その当時のことが鮮烈に思い出されました。
 胸が熱くなりました。

  その後、人生やり直しがきくことは、自ら体験していきました。

 今、暗闇の中にいる人、絶望の中にいる人。
 大丈夫です。

 そんなことをこの本は教えてくれます。

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