SSブログ

ピラミッド [通信]

通信を書きました。 

 組体操でピラミッドという技があります。大きい人、中ぐらいの人、小さい人、いろんな人が必要です。そして、それぞれの人が特徴を生かし、一人ひとりが持っている力を精一杯出して初めて成功する技です。仮に1人がわざとふざけて力をぬこうものなら、全部壊れてしまいます。
 これって、クラスととてもよく似ています。

 クラスにもいろんな人がいます。いろんな性格の人、いろんな得意なものを持った人。そんな人たちが自分の特徴を生かし、もっている力を精一杯出すことで、とても居心地のいい素晴らしいクラスになります。しかし、その中で、たった一人がわざとふざけてマイナスのことをすると、ピラミッドのように一度にクラスが壊れてしまうことがあります。

 たとえば、昨日あった手紙事件です。不幸の手紙を別の人の名前で書き、置いておくようなこと。このようなことをすれば、やがてそれはいろんな人に伝染し、クラスは確実にこわれていきます。幸い、昨日すぐに氣がつき、やった人も反省してくれたので、こわれる寸前で、また元にもどりました。本当に良かったと思います。

 昨日の事件で、みんなに学んで欲しいことがあります。それは、あなたたち1人はみんなとつながっているということ。組体操のピラミッドのように。「ひとりはみんなのために」ってそういう意味なのです。

 そして、すばらしいクラスにするためには、ひとりひとりが良くしよう、よくなろうというパワー(力)を出し、努力が必要であるということ。これもわかってほしいことです。
 これもピラミッドを例にして考えるとわかりやすいのではないでしょうか。ピラミッドを完成させるためには、一人ひとりの精一杯の力が必要です。ひとりひとりの力があって初めて完成し、大きな感動が生まれます。クラスも同じ。いいクラスにしたいなあって思っているだけでなく、一人ひとりがプラスの力を出し、行動しないといけないのです。

 昨日の手紙事件から、色々考えたことをまとめてみました。いろんな事件から学んでいって欲しいです。そのことが成長を生みます。
 クラスは、チームです。いろんな人がいて、一人ひとりが特徴を生かし、もっているパワーを出すことで、奇跡を生みます。がんばりましょう。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

大きく伸びるためには? [通信]

通信を書きました。

大きく伸びるためには?
はじめに
  大きく伸びるための条件とは何でしょう?たとえば、勉強ができるようになるためには、どうしたらいいでしょう?野球がうまくなるためにはどうしたらいいでしょう。サッカーがうまくなるためにはどうしたらいいでしょう。ピアノがうまくなるためにはどうしたらいいでしょう…?

  それは、繰り返し繰り返し努力することです。自分のできることを精一杯し、繰り返すことで確実にうまくなっていきます。

限界がやってきたら?
  それでも限界はやってきます。もうこれ以上いけない。そんな限界がやってきます。それでもなお、上のレベルに行きたい時、どうしたらいいでしょう。どこを鍛えたらいいでしょう。

  それは、心です。心を鍛えることで、限界は突破でき、やがて一流の人へと成長できます。そんな一流の人の例として、松井秀喜さんがいます。

ずっと守っている約束
  この松井選手、実は中学校2年生の時にお父さんと決めた約束を今でも守り続けているそうです。何だと思いますか?

 

 

それは、人の悪口を言わないことだそうです。
「一度も人前で悪口を言ったことがないの?」
「はい、ありません」(中略)
「どうしてそうしているの?」
「父と約束したからです。中学二年生の時、家で夕食を摂っていたんです。僕が友だちの悪口を言ったんです。すると父が夕食を食べるのを中止して、僕に言ったんです。人の悪口を言うような下品なことをするんじゃない。今、ここで二度と人の悪口を言わないと約束しなさいと・・・・・・。それ以来、悪口は言ってません」
MODESTY 松井秀喜つつしみ深い生き方 (単行本) 伊集院 静より

心と行動はつながっている
  人の悪口を言わないこと。そしてそれをずっと続けているということ。これは相当心が強くないとできません。なぜなら、人間には人の悪口や馬鹿にするようなことを言ったりすることで、安心したり、うれしくなったりする弱い面があるからです。それをしないということは、相当心が強く鍛えられていると思いませんか。

  逆に言うと、人の悪口を言わないということで、自分の心はどんどん鍛えられていくように思います。
  心と行動はつながっています。悪口を言う。マイナスのことをすることで、どんどん自分のレベルは下がっていく。逆に人に対して思いやりを持つ。喜ぶようなことをする。あいさつを進んでするなどプラスのことをすることで、自分のレベルはどんどんあがり、限界を突破することができる。

  イチローにしても松井秀喜にしても広い心をもっています。みんなも心を鍛え、伸びていって欲しいです。お互いがんばりましょう。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

組体操の感動は [通信]

通信を書きました。

組体操の感動は
はじめに
 昨日は外で組体操をしました。2,3,4限と外で活動し、さらに6限目に組み体操。ハードな条件なのに、本当によくがんばりました。
 実際に外でやってみてどうだったでしょうか。中でやるのと全然違うでしょう。
 小石が体にくい込んで痛い思いをしたでしょう。体が土だらけになってしまいましたね。照りつける暑い太陽も中では感じられないことです。体育館でやるのと全然雰囲気が違うでしょう。

  そんな厳しい条件の中、みんないろんな技を成功させていました。すばらしい。6限目のしんどいときにみんな本当によくがんばりました。あとは、感動が生まれるよう、さらに磨いていくこと。

組体操の感動は
 組体操の感動はどんな時に生まれるでしょう。

 それは、みんなが一生懸命やった時です。
 暑い太陽のもと、一生懸命、手足を伸ばし演技する姿。痛いだろうにそんな表情を見せず、一生懸命、土台となって演じる姿。怖いだろうに高いところで一生懸命バランスをとっている真剣な姿。土に汚れながらも、それを払おうとせず一生懸命演技に集中する姿。男の子も女の子も一緒になり一生懸命、技を成功させようとする姿。そんな姿に、見ている人はこんなことを思います。
「わーすごいことをやるなあ」
「痛くないのかな」
「みんな一言もしゃべらず一生懸命や」
「手の先、足の先まで伸ばして、本当にきれいや」
 一生懸命な姿から、みんなの一生懸命な気持ちが伝わり、大きな感動が生まれるのです。

大きな感動目指して
 あとは、しゃべらずにやること。手や足の先まで集中すること。技と技の間の氣をつけの姿勢。これが大きなポイントでしょう。

 あと一週間。大きな感動というゴール目指してがんばりましょう。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

リレー [通信]

通信を書きました。

リレー
はじめに
  昨日は、リレーのチームを決めました。タイムを参考に、2チームに分けました。アンカーは、クラスで一番速い人。ということで、MさんとKさんに決めました。
  さて、キャプテンを決めるように言うと、この二人、すごい勢いで立候補し、やってくれることになりました。このキャプテンを中心にリレーの順番をきめてもらいました。

誰もいなくなった…
 昼休み、順番が決まりました。と報告に来たのですが、そのあと、
「お~い、みんな練習に行くぞ」
そう声をかけ、なんと教室が空っぽになってしまいました。僕が言ったわけでもないのに、みんな自主的に練習に向かったのです。驚きました。

 しばらく職員室で仕事をしたあと、運動場の方を見るとうちのクラス、誰もいません。そこで体育館の方に、行ってみました。誰もいせん・・・
いや、いました。2階のランニングコースで走っている人がいるではありませんか。あわてて階段をのぼり、2階へ行ってみると、なんとうちのクラスのみんながいました。

  ちょうどリレーの真っ最中でした。二人が走っています。一生懸命走る二人。大きな声で応援するみんな。驚きました。そして、とてもいいなあと思いました。

すばらしいみんな
  自主的にみんなが一生懸命走っている姿。かっこよかったです。そして、ラストアンカーのK君。いない人の分も含め、なんと3周も走りました。最後はぜいぜい言っていましたが、根性があります。すばらしい。
 みんなが自分達で一つになって練習したこと、とてもうれしかったです。

 みんなの成長を感じました。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

協力する力 [通信]

通信を書きました。  

協力する力

はじめに
 先日は急に、先生方の中で「もう一つ5年生の各クラスでピラミッドの四段ピラミッドをつくろう」ということになりました。一昨日、あまりにもあけなくできてしまったからです。
 ということで、昨日また新しいメンバーを発表し、やってみました。

二つ目のピラミッドに挑戦
 一回目、「ヤッターできた!!」と思っていたのですが、上に乗っている人たちの何人もが地面に足をついています。そこで、2回目に挑戦。すると・・・

        できました!!

 すごいです。クラスで2つの四段ピラミッド。本当によくがんばりました。
あとで、メンバーに選ばれなかった人たちの何人もが、「自分たちもやりたかった」と言っています。すばらしい。挑戦する気持ちがすばらしいです。

いろんな人がいて、それぞれが一生懸命
 組体操というのは、いろんな人がいて、初めてできるものです。大きい人もいれば、中ぐらいの人も必要です。そして、小さい人も必ず必要なのです。そしてそれぞれの人がそれぞれの場所で一生懸命やること。これが何よりも大切なのです。
それを一番感じるのがピラミッドでしょう。

  一人ひとりが自分にできることを一生懸命やり、協力すること、これがとても大切なこと。そんなことを組体操を通して、学んで欲しいです。なぜなら、この力は、これからの君たちにとって、とても必要な力になってくるからです。

協力する力
 来年は6年生。学校をひっぱっていくためには、みんなが自分の得意なことを生かして協力していかないといけません。中学生のクラブ活動では、一人ひとりが一生懸命プレーし、協力できるチームが強くなれます。
 そして、大人の社会ではそれぞれの分野で一生懸命仕事し協力していくというチームプレーが要求されます。

  これから世の中を引き継いでいく君たち。仲間と協力し、そして世界の人たちと協力することで、すばらしい世の中を作っていけます。
  みんなが仲良く、楽しく生き、素晴らしい世の中を作っていく意味でも。そして幸せに生きていく意味でも、協力ということを学び、伸ばしていってください。
  組体操。これから君たちが生きていくうえでの心の成長とつながっています。がんばりましょう。

PS.歌声、また伸びてきました。昨日たくさんの4年生が見てましたね。伸びているみんなのことを注目しているのです。すばらしいです


nice!(0)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。