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初めての歌を教える時 [合唱]

 初めての歌を教える時、皆さんどうしているでしょうか。

 最近、「初見」という方法でやっています。これがなかなか意欲的にやってくれて、いいなあと思うので、書いてみます。

 初見とは、初めての楽譜を見ながら練習なしですぐに演奏したり歌ったりすることをいいます。僕の場合、小学校の授業なので、CDを聞かせながらですが。

 今から教科書の新しい歌を聞いてもらいます。教科書を見ながらもし歌えるところがあったら、歌ってみてください。これは初見と言って、もし歌えるところがあったとしたら、すごいことなんですよ。

 そう言って、CDを聞かせると、何人もの子供達が歌っています。
「今、少しでも歌っていた人?」と聞くと、
たくさんの子供達の手が上がります。
「初めて聞いて歌える部分があるなんて、すごいねえ」とほめます。

 そして今度は立って、CDの演奏と共に歌います。
すると、若干おかしいところもありますが、よく声を出して歌ってくれます。
「今、歌った人?」と聞くと、またたくさんの子の手があがります。
「二回目にして、歌えるなんて、すごいぞ。」

「じゃあ、いきなりだけど、今度はカラオケで歌ってみてください。」
そうやって、子供達と共に歌います。すると、いい声を出して歌っているではありませんか。

 君達はすごい。3回目にして、ちゃんと歌っているね。

 特にこの部分がうまい。もう一度聞かせて

 そう言って、特に上手い部分を歌ってもらいます。
これは、歌の山の部分が多いです。

 うまいなあ~~。じゃあ、また今度歌おうね。もっと上手くなるよ。

 そう言って、終わります。

 子ども達、ほめられっぱなしなので、とっても意欲を持ってくれます。

いろんな方法を試しましたが、これが今、僕にとって一番好きな方法です。

ps.初見は、いろんな合唱の研修会でやられている方法です。楽譜を渡されて、いきなり、「あなたは男性だから低音をやって」って言われた時もあります。その時は面食らいましたが、音楽が素人の僕でもなんとか歌えました。それは、そばにバリバリの音楽専門の方がいい声で歌っていたからです。初見でも、なんとか歌えてしまうものです。だから合唱はおもしろいです。


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楽しかった合宿 [幸せに生きる]

 昨日の合宿、最高の天気に恵まれました。

  午前中は登山。
獅子吼高原(標高約650m)に登りました。
僕にとって久々の登山です。
なんと帰りはゴンドラに乗って帰るというお手軽登山です。

 本当によい天気で、すばらしい眺望に恵まれました。
パラグライダーで飛んでいる人が何人も見え、いつかはやってみたいなあと思いました

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 帰ってからは、近くのふれあい昆虫館を見学です。
昆虫好きにはたまらないでしょう。

 僕はあまり興味がないのですが、それでもいろんな蝶の標本に歓声をあげながら、子ども達と共に見学しました。

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 この昆虫館には、「チョウの園」というコーナーがあり、沖縄などの南国のチョウたちが、約10種類、およそ800頭飛んでいます。
 整髪料をつけていると、寄ってくるといいます。これもおもしろかったなあ。

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 昆虫館のそばにはビオトープがあります。
 生態園の大きな池には、トンボをはじめ、水生昆虫、メダカ、カエル、イモリなど多くの小動物がすんでいるということです。池の中に入り、アミを借りて採集しました。これもとってもおもしろかった。童心にかえって、みんなでキャーキャー言いながら、生き物探しに興じました。

 夜はきもだめし。
 おばけになってあげました。

 その日で僕は帰らせてもらいました。
 合宿は二泊三日です。
 今日も良い天気でした。きっとみんないろんな活動を楽しめたことでしょう。

 級外は、担任と違って、気楽に参加できました。担任の先生、ご苦労様です。
みんないい思い出を作って欲しいです。


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今日は合宿です [行事への取り組み]

 今日は6年生の合宿にお付き合いします。
二泊三日の合宿です。
僕は授業があるので、今日一日だけのお付き合いです。

  今日は登山があります。
 久々の山登り。個人的にとっても楽しみです。
少しでも助けになればいいなあ。
 では行ってきます。


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8割主義 [幸せに生きる]

 授業をやっていると、やらない子が出てきます。その子にどう対応するか。

  以前の僕ならば、「するように」と促していました。ちょっぴりイライラしながら。
 でも、今は、放っておいて、全体の流れを優先しています。そこを見ないようにして、楽しんでいる子供達を見ます。すると、自分まで楽しくなります。そして楽しい流れを作るよう努めます。すると、知らないうちに、その子も参加していることがあります。

 8割主義という言葉がありますが、全体の8割を大切にしていると、なんだかいい雰囲気で授業も進みます。

 今日もリコーダーをやってない子がいました。でも手拍子や、立ったり座ったり、ゲーム的な要素を入れ、どんどんほめているうちに、その子もいつの間にか、授業に参加していました。

 授業がうまくいく原則ってあるような気がします。それはみんなが気持ちよくなる授業。笑顔になれる授業。でも8割でいいのです。
 
 考えると、「8割でいい」というのは、すごいことを言っているのかもしれません。(以前の僕は100%を目指していました)野球の世界では3割というとすごいバッターです。

 授業をやっていると、不機嫌な顔をしている子がいるものです。そこに目を奪われて、自分まで不機嫌になってしまっては、元も子もありません。同じ時を過ごすなら、ハッピーでいたいものです。

 8割主義。教師も子どももある意味、楽になれ、楽しめる考えだと思います。常に意識していたい言葉です。


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音楽室は、子供達に音楽を楽しんでもらうお店 [授業]

 数日前、授業がうまくいかなかった原因をこんな風に書いていたことがあります。

「子供達に気に入られようと、顔色をうかがっていた。」

  ある人にこの話をしたところ、「それは大切な事なんじゃないかな?」と言われました。
「顔色をうかがう」って言い方は変だけど、フィードバックという言葉に言いかえると、どうだろう?って。

 あまりこちらのペースでやりすぎると、子供達がついて来れなくて、ヘロヘロになってしまうことがあります。そんな時は、少しペースを落とす。
 子供達の様子をよく観察し、フィードバックする。

 うん、これも大切なことです。

 今日は、そんな意識で授業に挑みました。
 原則は自信を持って、こちらのペースでやる。しかし、子ども達の反応を見て、ペースを落としたり、間を入れたり、冗談を言ったり。

 すると、なんだかいい感じで授業がやれました。

 やはり、子供達は授業のお客さんです。子供達がいてくれるからこそ、授業が成り立つのです。

 斎藤一人の道は開けるには、

一番身近な人を大切にすること。ってありました。
授業の場合、それは受けてである子供達です。

 「また」が大切だ!!ということも書かれています。

 幸せな気持ちにさせ「また」来たいって気にさせることが大切だって。
そのことで、僕も幸せな気持ちになります。

斎藤一人の道は開ける

斎藤一人の道は開ける

  • 作者: 永松 茂久
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2010/03/16
  • メディア: 単行本

 今日は、入り口で、ようこそいらっしゃいました。と出迎え。
 授業が終わると、出口で、今日もありがとう。と見送りました。

 「お店みたい!」って子供達に言われましたが、音楽室は、子供達に音楽を楽しんでもらうお店です。

 何かまた一つ見えた感じがします。


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