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お日様を見て生きていきたい [幸せに生きる]

  今日は生徒指導で大変な一日でした。
何かことが起きると、大変なことになります。

緊急のチーム会議を開いたり、事実確認したり、今後の方針を決めたり・・・と。
やることは山のように出てきます。

お日様の方を見て生きていきたい僕には向いていません。
めげそうになりますが、音楽が僕を救ってくれます。

支えてくれるものがあることは、ある意味幸せです。
思う存分、合唱や音楽に関われる立場になりたいものだと心から思います。


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子供達はモノマネ名人 [合唱]

 あの研修以来、今日も、僕は男の声で、どんどん指導しました。

 本当に、男の声であっても、子供達は、僕の意図するニュアンスを読み取って、声にしてくれます。発見でした。

 授業での効果は絶大です。それまで頭声で指導していたクラスは、声がうすかったのですが、男の声で指導することにより、声がどんどん前に出るようになりました。僕が男の声で歌うと、声が前にとびます。そんな声でいっしょに歌うというところが、いいみたいです。

 さて、研修の際、子供達の中でいい声の子もお手本にしたらいいというアドバイスを頂きました。
 そこで、それも合唱団で実践してみました。

 今、合唱団では、自由曲の音とりをしています。けっこう難しい曲です。
 少しずつ少しずつ音をとっている段階です。
 その音とりを、6年生だけでやってもらったのです。
 
 6年生の中には、今年で5年目というベテランもいます。
 その子たちの声は、のどの奥もしっかり空き、とてもいい声です。
 その声で音とりをしてもらうのです。

 その後、その声に5年生が加わります。
 6年生の真似をして歌うようにいいます。
 だんだん声がとけこんでいきます。
 そして、4年生。
 最後に2,3年生のジュニアもいっしょに歌います。

 するとどうでしょう。小さいジュニアの子供達の声も、なんだか溶け込んだように聞こえるのです。

 合唱では、綿菓子を作るように、自分の声がみんなに溶け込むことが大切なんだよ。

 すごい先生がおっしゃったその言葉が忘れられません。

 自声でいいんだけど、でも、まわりのみんなと一つになることも大切です。
 そのためには、のどの奥を開けること。鼻腔共鳴をし、額に声をあてること。

 こんなことを口で言っても、小さい子供達は理解できません。

 でも、上の学年がお手本を示し、それを真似することによって、少しずつ少しずつ、声がそろうようになってきました。
 本当に子供達はモノマネ名人です。
 
 まだまだごつごつした野菜が目立つシチューのような歌声ですが、そのうち、トローリとみんなのうま味がしみこんだおいしいシチューが生まれそうな予感がしています。

 ありがとう6年生の子どもたち。
 そしてモノマネ名人の子どもたち。


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学んだことを即実践して見ました [授業]

 今日の授業では、昨日学んだことを即実践して見ました。

それは、
・教師自らが楽しんで歌うこと。
・子どもの歌声をどんどんほめること。

 するとどうでしょう。本当に楽しく授業ができました。
先生が率先して歌っていると、いつも以上に子供達は歌ってくれます。
起動に乗った頃に、僕は歌うのをやめ、子供達の歌声をきいてみました。
すると本当にいい声で歌っているのです。

 また6年生の授業では、美しく歌うことにこだわってみました。
特に低音の美しい声の出し方を教えました。
それは喉の奥をあけ、胸に響かせること。
「うまい。」
「いい声だ」を連発しました。
だって、本当にいい声でしたから。

 合唱団で教えているような子音の大切さも教えました。
 子供達の歌声がどんどん良くなっていきました。

 昨日訪問した学校の先生は、全国でも指折りのすごい先生方です。でも、子どもたちといっしょになって笑い、歌い、一生懸命でした。

 あんなにすごい先生なのに、子どもの楽しさを大切にし、子どもたちとともに歩んでおられました。

 その姿から、「がんばろう」というまた新たな意欲をいただきました。
 本当に心から感謝です。

 学んだことを実践すると、子供達の反応がグーンとよくなりました。
本当に学びの大切さを実感します。

 いつまで経っても学びです。
 まだまだ成長できます。
 おもしろいです。


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今日は、至福の時間を過ごしました。 [授業]

 今日は、至福の時間を過ごしました。

 合唱団の朝練から始まり、3年生、2年生、5年生、4年生の授業、さらに合唱団の昼練まで見せていただいたのです。
学ぶことがたくさんありました。

 男の先生のご指導でした。その先生は、裏声を使わず、どんどん自分の声で指導されていました。
その声で、十分に子供達は先生の意図を読み取っていました。
 どんどん自分の声でやっていけばいいのだなということがわかったことが一番の収穫でした。

 また、ラッキーなことに、ものすごい実力のあると評判の女の先生もおいでになりました。退職されたのですが、たまたま今年、音楽の講師としてお呼びがかかったそうなのです。そのお二人のすごい先生から、貴重なことをたくさん教えていただきました。

合唱で大切にしていることは?という質問に対し、
・歌う喜び
・歌える喜び

この二つを大切にされているとお話されました。

 特に、2つ目の歌える喜びは、新鮮でした。
歌えるということは、声がでるという体の健康。声をだせるという心の健康が必要です。歌えるということは、大きな喜びなのです。こういうことを子供達に話してあげたいと思いました。

 先生は、子供達と楽しそうに一緒にうたっていました。先生自らが楽しんでいるようでした。
また、子供達の歌声に対し、終始
「うまいなあ」「うまい人がいるよ」
と声をかけていました。
それが、子供達の歌声をさらに引き出しているようでした。

 子供達の声は、自然な声でした。
頭声の作ったような声でなく、本当に子供らしい自然な声でした。
まっすぐに前にとんでくるような声でした。

「どんな声を目指してるんですか?」という質問に対し、

長い間歌える声。その子が一番気持ち良く響く声という答えが帰ってきました。

ソアーベの坪口先生を見ているようでした。

 ただ、合唱団の練習では、口の奥が空いていないイやエなどの発声は修正されていました。

 授業は、テンポ良く、次々と課題が与えられていきました。それでいて、せかした感じではなく、自然に楽しく和やかな雰囲気でした。

 歌あり、器楽あり、グループ発表あり、意見交流ありと飽きさせない内容でした。

 先生が自らが子供達と一緒に楽しんでらっしゃいました。見ていると、教える以前に、子供たちと一緒にたのしむことがたいせつだってことが、よくわかりました。

 授業が連続するとヘトヘトになりませんか。と質問してみました。すると、「なります」とおっしゃいました。僕もそうなので、ある面、安心しました。でも、それだけ子供達のたのしさを引き出すために、テンションをあげられているのでしょう。

 最後にも質問タイムを設けていただきました。その中でも参考になることがたくさんありました。

 話し声がそのまま歌声になることを目指している。
喉の奥をあけ、しっかりとした発音。そしてやわらかい声。それがそのまま歌声になったら、すてきです。

 地声でなく、自声を大切にしている。自声っていい言い方だと思いませんか。自分の声を大切にする。でも、喉の奥を空け、声を鼻や額にあてることは、教えている。

 鼻腔共鳴しているかどうかは、鼻をつまんでアイウエオと言ってみれば、わかる。鼻腔共鳴していれば、明らかに声がかわります。していなければ、変わらない。おもしろいです。

 積み上げて行けば、高学年でも、声を出す。高学年の場合は、まず、恥をかかせないことに留意している。また、いいもの。美しいものを目指すことが楽しいことにつながっていく。

 授業のゴールをどこにもっていってるんですか?
という質問に対し、キョトンとした顔をされ、
形をゴールにしない。
その一時間で、子供達がどれだけ伸びたか。楽しめたかを大切にしているというお答えでした。

 あくまでも子ども主体なのです。今が大切なのです。その楽しい積み重ねを大切にされていました。

 どの学年の授業も柔らかさと暖かさに満ちた授業でした。
まるで、瀬戸内海の温暖な気候のような暖かい雰囲気にみちていました。
それが積み重なって行けば、子供達は自然ないい歌声を出すようになっていくのでしょう。

 僕は、昨日からの滞在で、この松山市のファンになってしまいました。
おだやかで暖かい気候。
美味しい海の幸。
気持ちのいい温泉。
温かい人たち。
そして、子供達の自然な歌声。
そう、この辺り一帯が、僕の大好きなソアーベのような雰囲気なのです。将来、移住しようかなと真剣に思ったくらいです。

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 最後には、お忙しいのにもかかわらず、先生は玄関まで見送ってくださいました。本当に先生を始め、子供達に感謝です。

 僕も、石川の地で、暖かい歌声と空気をつくっていきます。
本当に至福の時間でした。心から感謝です。

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ps.ここに書いた文責はすべて私、ムッシュにあります。


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優雅な時間、松山観光 [幸せに生きる]

 心配された飛行機も、四国が近づくにつれ、空も青くなり、無事、到着しました。着いたのが、午前中の11時15分。ホテルのチェックインまでは、時間があります。そこで、空港から出ているリムジンバスに乗り込み、道後温泉へ行くことにしました。

 30分も経たずに着きました。
荷物をコインロッカーに入れ、僕はランニングのできる姿で、町中をランニングしました。こんなとき、ランナーで良かったなあと思います。知らない街並みをランニングするのって、本当、楽しいです。

 走っていると、子規記念博物館という立派な建物がありました。せっかくですので、入って見ました。入場料が400円でした。

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 そこは、正岡子規の特設記念館でした。正岡子規って、愛媛県、松山の人だったんですね。そして、夏目漱石と同時代に生き、交遊があったのそうです。そういえば、夏目漱石は、旧制松山中学校に勤めていたんですね。

柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺

 正岡子規は、こんな有名な俳句を作っています。その他にも、何千という作品を書いてるんですね。

 愛媛に野球を持ち込んだのも正岡子規。勉強よりも野球に夢中になっていたらしいです。東京の新聞社に勤めたり、放浪の旅に出かけたりと、自由奔放に生きていた様子がうかがえました。
最後は病気で亡くなってしまったけど、きっと後悔のない一生だったんだろうなあ・・・

そのご、昼食は、名物の鯛釜めしを食べました。

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 満腹になったところで、道後温泉につかりました。
明治時代の建物でしょうか。古い趣のある建物でした。
千と千尋の神隠しのモデルになった建物だとも言われています。

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 泉質は、いつまでも体がポカポカと温まる本格的なものでした。古い風情の建物の中で温泉につかっていると、「あー、こんな世界もあったんだなあ。」という優雅な気持ちになりました。
ほーんとうに気持ち良かったです。

 その後路面電車にのり、ホテルにチェックインしました。

 外はまだまだ明るいので、明日訪問する学校まで、ランニングすることにしました。
走って15分ぐらいの距離でした。解放的なつくりの学校でした。明日がとってもたのしみになりました。

 まだまだ時間があったので、松山城までランニングで行って見ることにしました。

行ってみると、お城は山の上にありました。いいトレーニングになりました。お城から、街並みが一望できました。その当時、お殿様はどんな気分でこの街並みを眺めていたのでしょう。そんなロマンがわいてきました。

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 午前中に着いたおかげで、ちょっとした観光ができました。久々にこんな優雅な時間を持てました。
いい一日でした。


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