今日は、担任代理業、2日目 [学級]
今日は、担任代理業、2日目。少しなじんできた感じがありました。
僕の学級経営は自分で言うのも何ですが、結構特殊だと思います。朝から声を出させます。立ったり座ったり忙しいです。そうやって、少しずつ子ども達や自分のテンションを上げて行きます。
少しずつ少しずつ声が出てきました。
今日の国語の時間には詩の視写をさせました。一人一人ノートを持って来たときに、いい所をほめていきました。
「これは、立派な字だ。」
「ていねいに書いてるね。」
「この難しい漢字をよくかけたね。」
「ほれぼれする字です。」
ノートにABと評価を書いていきました。
そうやって、少しずつ、つながりらしいものができつつあります。
特におもしろかったのが、5限目の音楽の授業です。
今、3部合唱の難しい曲に挑戦を始めました。。
その音とりをしているのですが、本当に難しい。しかし、その難しい音をけっこうただしくとれるのです。思わず感動し、ほめます。
「みんな天才やなあ~」
「ビックリ仰天!!」
「なんでそんなにうまいの?」
事実、うまいのです。
子ども達はのってきます。
そして何よりもやる気を感じます。
音を聞いては歌い、ほめ。また聞いては歌い、ほめ。
そして、飽きた頃に、子ども達とのやりとり。まるで遊んでるみたいでおもしろかったなあ。
あ~~、これが僕の合唱の原点だなあと思いました。
僕は子ども達が一生懸命歌う姿が好きなんです。
やっぱり歌って、楽しくなきゃ。
担任代理業2日目。充実感でいっぱいの一日になりました。
今日は、自分の大切にしたいものがよく見えた感じがします。
くたびれないようにがんばらなきゃ [名言]
がんばってくたびれちゃいけません。
くたびれないようにがんばらなきゃ。
永六輔(放送作家)
急な病気でお休みの先生がいます。復帰まで一週間かかると言います。
今日から、その先生の代理の担任として、覚悟を決めて挑みました。クラスのルールがまだ決まっていません。その先生が復帰してからと思っていたのですが、そういうわけにはいきません。そこで、今日から学担時代を思い出し、臨時ルールをどんどん決めています。
とりあえず一番大切なのが、給食ルール。食べ物のうらみは大きいです。しっかりと決めてあげないと、クラスが混乱する元です。
朝から緊張感があります。
また提出物の確認や宿題のマル付け。連絡帳や多量の配布物。
細々としたやることは次から次へとわいてきます。
担任の先生は偉大です。
今日はヘロヘロです。そこで、今日の名言へ行きつくわけです。
先は長いです。くたびれないようにかんばらなきゃ。
今言えることは、担任の先生が復帰するまでの間、少しでも子ども達が楽しく過ごせるようにし、学習を進めることです。
子ども達と共に楽しみごとをみつけつつ、くたびれないようにがんばります。
久々の山登り [幸せに生きる]
今日は天気も良く、ひっさびさに山登りをしました。
登ったのは、地元の鞍掛山という山です。標高477mですが、山頂からの景色も良く、人気のある山です。今日は下の駐車場がいっぱいでした。
人を見るのがいやだったので、いつもと違う登り口から登りました。予想通りあまり人と会うこともありませんでした。
僕にとって、山登りは、いろいろと考えるための時間です。一歩一歩足を運びながら、自分とお話しする時間です。いろんなことを考えました。今までのこと。そしてこれからのこと。特に、長い視点に立った上でのこれからのことを考えました。
山頂に着くと、たくさんの人がいました。白山がきれいに見えました。
写真を撮ってから、素通りし、峰に伝って更に足を進めました。
一度下り、また登ります。いつもなら、人のいないところですが、何組かの人たちと出会いました。他の人と違って、僕はズックとスパッツ。何も持たないランニングスタイルの格好。山でも異色です。
約2時間で車に戻りました。やはり山はいいです。自分を別の視点にしてくれます。
帰り道。桜が満開でした。人間は、いろんなことを考えているのに、自然は、日々自然な営みを続けています。知らない間に、春爛漫です。心のおもむくまま、自然に動けばいいのかもしれません。
その後、温泉につかりました。ここは、知る人ぞ知る秘密の温泉です。
僕は今日初めて行きました。泉質がいいです。設備もすばらしい。でもあまり人はいません。
ゆったりと長い時間浸かりました。
さあ、明日からいよいよ始まります。
自然に前向きに進んでいきます。
最初の音楽の授業でやっていること [授業]
少しずつ授業が始まってきました。
音楽の授業で最初の授業にやっていることを紹介します。
軽い歌遊びでリラックスさせたあと、下の二点を行なっています。
①一年の見通しを持たせる
②一年後の目標を考える。
①一年の見通しを持たせる
うちの学校は、音楽が絡んだ行事がけっこうあります。そんなことを学年ごとにお話しします。
5年生を例にすると、こんな感じになります。
・児童音楽会
11月頃に、学校の代表として大きな会場で歌います、1000人以上の人の前で歌います。ローカルテレビでも撮影され、1週間、毎日放送されます。
・収穫祭
普段お世話になっているわが町防犯隊の皆さんをご招待し、歌声を披露します。昨年度は、涙を流され方がもいたそうです。
・6年生を送る会
歌が絡んだ発表をする可能性があります。
・卒業式
在校生の中での最高学年として、6年生を送る歌を歌う中心となります。
②一年後の目標を考える
5年生のおわりにはどんな歌声にしたいですか?
この質問に対し、四人で話し合いし、発表してもらいました。
5年生のあるクラスでは、こんな意見が出ました。
・6年生を越えるきれいな歌声。
・感動させる歌声。
・気持ちのこもった歌声。
・泣かせる歌声。
・喜んでもらえる歌声。
・スケールの大きい歌声。
黒板に板書したものを写真に撮り、こう言います。
「わかりました。では、これを実現させるような音楽の授業をしていきます。」
そうやって、子ども達の希望に沿うような年間の授業を組み立てていくのです。
さて、今年はなんと5年生、全クラスの音楽の授業を持つことになりました。
そこで、子ども達の希望にこたえる意味で、児童音楽会に向け、コンクールで歌うような難しい歌を選曲しました。今まで市の児童音楽会で、こんなに難しい曲を歌った学校はないと思います。
金曜日には、その曲を少し練習しました。
低音の音とりを少しずつ始めたのですが、なんと難しい曲にも関らず、子ども達、音をうまくとっていくではありませんか。
「すごい!!」「すごい!!」の連発!!。
子ども達もやる気満々。
合唱の本格的な曲の指導を合唱団以外の子ども達にするのは、本当に新鮮です。
さあ、どこまでやれるでしょうか。音楽の授業、オモシロスタートです。