好きなこと三昧の一日でした [幸せに生きる]
今日は午前中、2本の動画編集をし、今度のコンサートでの新曲の楽譜の準備もしました。
動画編集したのは、一昨日の「児童音楽会」と一週間前に行なわれた合唱団の「校下敬老会コンサート」です。
動画編集は、「凝ったものを作ろう」という欲を捨て、「とにかくやる!!」と決めて作業にかかると、できてしまいます。そして、結果的に、いいものができました。
児童音楽会の映像は、来週の音楽の時間に子供達に見せる予定です。
また、校下敬老会コンサートは、ユーチューブの限定公開のサイトに、現在アップ中です。アップ完了次第、合唱団関係者のみなさんにアドレスを送信し、見ていただこうと思っています。
その後、新曲の準備です。
今度のコンサートは、11月の中旬です。少し間があるので、新曲を入れることにしました。一曲のつもりでしたが、もう一曲、福井ソアーべのコンサートDVDでいい曲を発見しました。結局2曲入れることにしました。どんな曲かは、お楽しみに。
午後は、久々にロードレーサーに乗り、ツーリングです。爽やかな秋の空の下、約100分の秋の空気を楽しみました。
途中、温泉につかり、昼寝の気持ちよかったこと。
好きなこと三昧の一日でした。
できるできないよりも努力していることを認めてあげたい。 [その他]
最近、できる・できないにこだわるお子さんが多いように思います。
できればよし。できなければ恥じ。
歌を例にすると・・・
正しい音程で歌えればよし。音程が違えば、恥。
でも、そんなことは僕はどうでもいいのです。
それより大切なことは、努力していることだと思います。
正しい音程で美しく歌えることは、それはそれですばらしいことです。
でも、そう歌えなくてもいいと僕は思っています。そこからいかに努力するか、しているか、ということを評価してあげたいと思っています。
もちろん、僕は、美しく正しい音程で歌えるように、いろんな方法を教え、できるよう援助しています。それに対して、一生懸命に努力していることを認めてあげたいと思っています。
正しい音程で歌えるようになっても、合唱の世界から離れてしまえば、そんなことはどうでもいいことです。でも、できるようになるために努力したことは、経験として残ります。
世の中に出て大切な力は、できることではなく、できないことから、いかに努力するかということだと思います。失敗から立ち直り、できるようになるためにどれだけ努力していけるか。その姿勢だと思います。
自分自身、これを意識していないと、つい、できたことばかりをほめてしまいます。そうすると、子供達は、できる子であろうと意識してしまいます。いい子であろうとしてしまいます。
でも、それは、ちがうと思います。なんだか、子どもを型にはめてしまうような気がします。
失敗してもいい。できるできないよりも、努力していることを認めていける人間でありたいと思います。そしてそこから得た成功体験こそが、自己肯定感を生むのだと思います。
合唱団の三つの決まりの一つが、「一生懸命できる子」です。
一生懸命できる子を育てていきたいです。そして、自分自身もそうありたいと思っています。
今日は、児童音楽会でした。5年生の子供達、やってくれました!! [合唱]
今日は、児童音楽会でした。
5年生の子供達、やってくれました!
午前中、最後のリハーサルで、こんな話をしました。
今日は、5年生全員で一つになって勝ちたい!!合唱で勝つとは・・・
お客さんを感動させること・あの子達、すごい!!という気持ちになってもらうこと。そして自分たちがやったーという気持ちになることです。
そのために
・やる気
・ていねいさ
この二つを大切にしてください。
野球やサッカーの試合を例にしてお話をしました。
やる気だけでは勝てない。野球だとていねいなバッティングフォーム。サッカーだと正確なパスなどの技が大切。
今、勢いのある声の出てきた男子に伝わればいいなと思い、こんなお話をしました。
今やる気は〇。あとはていねいな技です。
そのために・・・1.ピアノのところの表現(美しく)
2.しっかり口を動かす。
3.声を上に
そんなことを言いながら、それぞれの問題の箇所となるところを練習しました。
そして、結論→指揮を見る
ということをお話しました。
午前中から、ピアニストの先生に来ていただきました。そして、最終リハーサルは次のようにしました。
・入場から退場まで・・・説明しながらする。
・2回目・・・本番どおり
2回目は、空き時間の先生に来ていただきました。
本番さながらのいい練習ができました。中には目頭を押さえておられる先生もいました。
早い給食を終え、子供達は、バスで直行!!です。
会場につくと、子供達はテンションが上がりまくりでした。大きな会場で、たくさんの人がいます。その雰囲気がそうさせたのでしょう。
順番が来て、ロビーで並ぶことも練習どおりできませんでした。想定していた場所より狭い場所で、120名あまりと人数が多いこともあったかもしれません。
これは、まずいと思い、しゃべらないこと。とにかく落ち着かせることを意識しました。
ステージに上がることも、人数が多いので時間がかかります。
しかし、演奏が始まると、どうでしょう。全員の目が僕を見ていました。子供達の真剣な視線に応えられるよう、僕もしっかりとていねいに指揮をふりました。
子供達は、僕の指揮をしっかりと見て、やるべき技を全部やってくれました。
さらに最後は勢いのある声が会場を包みました。
大成功!だと言っていいのではないかと思います。
会場に戻ると、保護者の方々から、すごかったです。上手でしたという言葉をいただきました。
前校長先生も、子供達の歌声をほめていました。その他、いろんな方々から、ほめていただきました。
学校に戻ってからも、校長先生から、来賓の方々が、歌声を絶賛していたということを聞きました。
今、録画した演奏を何度も聴きながら、この記録を残しています。総勢120名の迫力のある歌声が聞こえてきます。学年合唱は、合唱団とはまた違った楽しさがあります。
達成感でいっぱいです。子供達もこんなふうに達成感を味わっていたらいいな。
5年生の子ども達。この難しい歌をよく歌ったと思います。合唱団がコンクールで歌うような曲です。いろいろと問題点もありますが、この子達なりのすばらしい歌を歌ったと思います。
今回は、指導がとてもやりやすかったです。それは、担任の先生が、日々、子供達の心のコップを上向きにしようと努力されていたおかげだと思います。
実際、練習では、毎回遅刻者はあまりいませんでした。
日々、子供達のやる気がどんどんあがってくるのがわかりました。
もっと声を出せ!!という必要がありませんでした。
また、前校長先生のご指導も、非常に大きいものでした。問題点をクリアに指摘し、治してくださいました。いつもどこをどうしたらいいのかが明確になります。
この難曲を弾きこなしたピアニストの先生の存在も、とても大きいものでした。感謝です。
そして、選抜隊になったり、実行委員になって活躍した合唱団の子供達の存在も大きいです。
まさにチームで勝ち取った演奏だと思います。
僕自身、本当にいい思い出ができました。
5年生の子供達にとっても、一つになって作り上げたこの体験が、将来の糧になればいいなと思っています。
後々まで記憶に残るような、素敵な一日でした。
PS.今回の音楽会では、指揮の大切さを実感しました。指揮で歌声は変わります。とても大切な勉強ができました。子供達に感謝です。
児童音楽会、明日、いよいよ本番です。 [合唱]
今日は、児童音楽会に向けての最後の練習でした。
前校長先生、ピアニストの先生が練習に来てくれました。
僕の指揮と子供達の歌声とピアノ伴奏を合わせながらの最後の細かい修正の時間です。
今日うれしかったことがあります。それは、新たに男子の中で一生懸命歌う子が何人も現れたということです。一生懸命口をあけ歌う姿に、胸が熱くなりました。
また、みんな指揮を一生懸命見てくれるようになったということ。これも本当にうれしかったです。みんなの熱い視線に応えられるよう、わかりやすい指揮を振らねば・・・ととても精神力を使いました。
さて、男子の声が出た分、音程も少し下がり気味になりました。歌い方も、少し乱暴になったような気がします。
今日は、その修正に時間を使いました。下がり気味の音を上げるには、お腹を使うこと。目を開け、高い音を意識すること。この2点で、少しずつ改善していきました。
今の歌声は、とにかく迫力があります。やる気が歌声に現れています。
しかし、地声が混じり、少し乱暴な感じです。
明日は、最後のリハーサルを講堂で行い、午後本番です。
勢いだけでは、だめなのが、合唱の世界。でも、勢いや気持ちは、必要な世界です。
どういう指導をしようか、現在考え中です。
今日の練習、しんどい練習だったのにもかかわらず、みんながんばりました。
明日、いよいよ本番です。成功させてあげたいです。
百の言葉よりも、指揮一つ [合唱]
今日は、5年生の児童音楽会に向けての朝練でした。
連日続く練習で、この頃になると、一旦、気持ちの面で落ちるものです。
今日は、子どもたちにやる気が見えなかったら、中止にしようと思っていました。
しかし、8時15分には全員そろい、並んでいます。朝から子ども達のやる気が見えました。学担の先生方のご指導のおかげです。
今日のめあては、
・昨日子どもたちがみつけた修正点を直すこと。
・その後、音楽会通りに一回通すこと。
以上2点です。
本当に今日ほど指揮の大切さを感じたことはありません。
今日は、子ども達、僕の指揮をしっかり見てくれ、修正点がどんどん直っていきました。百の言葉よりも、指揮一つで修正できることがわかりました。だからこそ、指揮の練習の必要を感じました。
練習の最後には思わず「今日は先生の指揮をよく見てくれて、ありがとう。」
という言葉が僕の口から出てきました。
全員が指揮を見てくれると、一つになったという感覚があります。
児童発表会は明後日です。
5年生が一つになった!という達成感を味合わせてあげたいです。
成功させてあげたいです。