大きなビジョンが必要 [合唱]
今日、合唱団の練習がありました。
やることは山ほどあります。
音程・声質・響き・息・ハーモニー等々。
やりだすときりがありません。
今日は指導のたびにとまり、よくない部分を修正しました。
しかし、声質を直したら、響きがなくなる。
響きがよくなったら、ハーモニーが崩れるなど。
つんでは崩しの練習でした。
待たせることも多く、決して効率のよい練習とはいえませんでした。
たっぷり練習時間があればいいのですが、今年の場合は限られています。
今必要なのは、ビジョンです。
限られた時間の中で何をやるか。
すべてやろうとすると破綻してしまいます。
何かを磨き、何かを捨てる勇気が必要です。
建物を例にします。
たっぷりした時間があれば、いいものができます。
しかし今は限られた工期の中で、いかにいいものを仕上げるか。
それは、しっかりした土台であり骨組みであり、屋根であるはずです。
細かい細工はいいのだけれど、建物全体がゆがんでいてはいけません。
遠くから見て美しい。壮大であること。
まずはそれを目指します。
それを形作るのは、声でしょう。
まずは魅力のある声作り。
息をたっぷり流し、響きのある美しい声。
そのためには、基礎基本です。
やることは山ほどあります。でも、細部にとらわれてはいけません。今の僕には大きなビジョンが必要に思いました。