まず自分がほれ込むこと [授業]
今日、4時間の音楽がありましたが、どの時間も本当に楽しかったです。
特にたのしかったのが、今やっているNコン課題曲「ふるさと」です。
4年生以上のすべてのクラスで取り組んでいます。
やればやるほど、この歌が好きになってきました。この歌のもつ魅力がだんだんわかってきました。僕の思いが込められていきました。同時に、指導にも熱が入ります。
するとその熱が子供達に伝わるようです。
子供達も、どんどん声を出し、表現がついていきます。
先日の講習会で、松下耕先生がおっしゃっていた。
原則、指揮者が惚れ込んでから、曲を与えること。
今この意味が本当によくわかります。
教えていて、楽しいのです。その楽しさが子供達にも感じられるのでしょうか。今までとは違った感触があります。
そして、6限目は、ひっさびさの国語の授業。何をやってもいい。ということでしたので、僕の大好きな まどみちおの「ふんすい」の授業をしました。
この授業も大盛り上がり。子どもたち大喜びでした。
今日一日で、やはり自分自身がほれ込んだものを子供達に与えることの大切さを感じました。
遊び以上に楽しい時間でした。
一緒につきあってくれた子供達、ありがとう。
今の僕の発声指導 [合唱]
歌の発声法、いろんな発声法があります。
去年からきれいな発声はやめています。
きれいな発声は、音が届いてこないからです。
今指導している4,5年生は、とにかく地声でもいいから、声を出すことを要求しています。
いろんな考え方があるでしょうが、歌というのは、声を出してナンボの世界だと思います。
特に今の時期は、声を出させています。
ただし一つだけ条件をつけています。それは・・・
のどの奥をあけること。
あとは自由にさせています。
この感覚をつかむのは難しいので、ま逆の歌い方をまずさせています。
保育所の子どもになって歌って。
子どもたち、見事に保育所の子供達の歌い方をやってくれます。それは、地声のギンギン元気な声。でも乱暴な声です。
じゃあ、声はそのままでいいから、中学生になってのどの奥を開けて歌ってごらん。
そういうと汚くはなく、前に飛んでくる声になります。
でも、子供らしい声じゃないので、今の学年+1年生になって歌ってご覧。と言います。
4年生だったら、5年生に。
5年生だったら、6年生になったつもりで。
今は声づくりの段階です。
ここ数年合唱指導をしてきて、早期に声を作るより、まず声を出すこと。それが何よりも大切なことだと感じています。多少音は外れても、まず自分自身を出して、声を出すこと。
それを今は要求しています。
発声については、どんな指導法がいいのか、本当にわかりません。でも、今の僕は、このような形での指導に落ち着いています。
子どもの持つ本来の生気に満ちた声を生かした歌声になればいいなあと思っています。
うちの学校の歌声。だんだん変わってきています。
やっぱり音楽はたのしいです [授業]
今日は音楽の授業が4時間もありました。
やっぱり音楽はたのしいです。
どの時間も楽しかったけど、特に5年生が楽しかったです。
この学年は、昨年度一年間、全員とお付き合いしました。
だから、指導もどんどん入っていくのです。
今歌っている「ふるさと」も
ここはクレッシェンド!!
ここは、遠くにいる人に呼びかけるように。
など、こちらが要求する微妙な表現をどんどん上手にやってくれます。
そして、終わってからも、「もっと歌おう!!」コールがかかるのです。なんてありがたい子供達なんでしょう。感謝!
やっぱり音楽を好きになってもらうということを大切にやってきたことが良かったようです。
音楽専科として、何年も続けて指導していると、こちらが追いつけなくなるほど
子供達はどんどんうまくなっていくだろうなあ。
僕にとって今、授業が一番たのしい時間です。
皇居ランとライオンキング!東京三昧でした [幸せに生きる]
もう昨日のことになりました。東京2日目が、また楽しかったのです。
昨日は東京もすばらしい天気。午後のライオンキングまでには時間があります。
そこで、ランニング雑誌に良く載っている皇居ランに挑戦しました。
ホテルから皇居まで歩いて3kmぐらい。iphoneの地図検索機能を使って行きました。有楽町駅のコインロッカーに荷物を入れ、走り出しました。
二重橋付近から皇居の周りを走りました。
たくさんのランナーが走っていました。
隣の道路は自転車専用道路となっていました。良い天気で最高の気分でした。
緑がいっぱいあり、東京で走る場所としては、最高の場所でしょう。
一周、約50分のゆっくり快適ランニングでした。
その後、楽しみにしていた劇団四季のライオンキングです。
前から2番目の席でした。
もう最高の時間でした。
躍動感溢れるダンス。
若者たちの饗宴。
その舞台は、エネルギーに満ち満ちていました。
たくさんの若い人たちによる一生懸命のステージから、大きなエネルギーをもらえました。
生き生きとした動き。
笑顔。
大きな動作。
はっきりした言葉。
前に飛ぶ張りのある声。
それらが合い重なり、人のエネルギーが会場全体を包み込むようでした。
この二日間で、本当にエネルギーが得られました。
やはり外部の刺激はいいものです。
ぼくもがんばります。
全日本合唱普及会による夜の新曲発表コンサートは圧巻でした
有名作曲家による新曲が、次々と紹介されます。舞台に出て挨拶する作曲家のみなさん。合唱の世界ではすごい方々ばかりです。
さらに演奏するのが、浜松ライオネット合唱団ときみつ少年少女合唱団。総勢80名以上はいたでしょうか。そんな大合唱ですから、僕のハートをドキドキさせる曲が何曲もありました。
すばらしい合唱コンサートでした。これだけでもきた価値があります。
さらに終わってから、合唱普及会会長の岩田さんから、懇親会に来ませんか?と誘われました。作曲家のみなさんが来られるとのこと。
勇気を出して、「行きます」と言ったはいいですが、行くまでは、僕みたいなものが行っていいものだろうか、とドキドキものでした。
近くの飲み屋の一部屋に入っていくと、そこには作曲家のみなさんを始め、テレビで見たことのあるような有名な方々がたくさんいました。
自己紹介がはじまりました。北は青森県から、南は沖縄県まで全国各地から来ていることがわかりました。
この会が本当に楽しかったです。この場にいる方達は、皆合唱団を指導し、合唱が大好きな人たちばかり。練習の仕方や発声の仕方。指揮方など、話がはずみました。
勇気をだして、作曲家の吉田峰明先生にサインをしてもらいました。
僕たち合唱団は、吉田先生の作品をいくつかやっていたからです。
「わたしが呼吸するとき」「ねがい」など、場面展開がすばらしくスケールの大きいすばらしい名作です。名刺交換させていただきました。つながりができました。
さらにnコン常連校の先生がいたので、学校訪問をおねがいしてみました。快くOKの返事をいただきました。やったー。
この先生は男の先生です。同じように朝練をしているとのこと。普段の授業も見せていただけるとのこと。うれしいです。
その夜は、
12時近くまでお話をしました。早寝の僕として数年来のできごとです。それだけ、興奮した一夜でした。
ものすごくエネルギーをもらえた一日でした。
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