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今まさに、挑戦の時代 [その他]

   次々とコンクールの中止が発表されます。全日本もとうとう中止の発表がありました。
 目標がなくなってしまった今。僕にあるのは、楽しさと成長という目的
 今は、学校再開に向けて、その目的を達成すること。
  歌唱×器楽×三密×
 6月からは、全員が登校し、否応なく、授業が始まります。
 そんな中で楽しい音楽をすること。
 今の自分に課せられた大きな挑戦です。
 そのため、合唱団の方は一休みします。
 僕も子どもたちも、新しい形の学校生活になれていく必要があります。
               *
しかし合唱の方も、今後に向けて二つの方向を考えています。
①合唱団練習再開に向けて動く・・・屋外での練習に挑戦!!
②オンラインの継続・・・まったく新しいジャンルに挑戦!!
 しばらくは、学校の授業に専念するつもりですが、落ち着いたらどうするか。ということです。それには、正しい情報と時代の流れを読む必要があると思っています。
               *
 まずは、本業の学校の授業。これだけでも大きな挑戦です。そして、これから新しい時代に向けての挑戦が始まります。
今まさに、挑戦の時代です。

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分散登校二日目 [その他]

  今日は、分散登校二日目。
 僕は、登校日ではない子の児童サポートを担当しました。

 三密を防いだ環境の中、子どもたちは自学を進めます。
 ある意味、子どもたちには力がついているなあと思います。
 それは自分で学習する力
 一斉教育ではない分、自分のペースで学習を進めることができるメリットがあります。
 ある意味、未来の教育では、こういう学習システムもあるのかなと感じました。
 これにICTなどが加わってくると思います。
 するとますます自分で学習する自発的な部分が伸びていく。

 制限された中、伸びる部分も必ずあるはずです。
 来る音楽の授業でも、伸ばせる部分に着目していきたいと思っています。

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学校再開に向けて [授業]

 今日は、学校再開に向けての具体的な音楽の授業について考えていました。

コロナと共存した音楽の授業を行うにあたり、今できることを洗い出しました。
しかし、それを組み合わせ、具体的な音楽の授業を作るとなると、苦しみました。
なんとか、5・6年生のプランを考えました。
多分、今までとはまったく違った時間になりそうです。

学校再開に向けて、時代の変化を感じています。
オンラインから、今できる音楽への転換
だから合唱団のオンラインは一時ストップです。

時間はまってくれません。
6月1日から、音楽の授業がはじまります。
それまでに具体的な形をさらに練っていきます。
それが、合唱団の再開にもつながっていくように思っています。

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本宮ひろ志の自伝、天然漫画家 [本]

今日は、この本を聴きながらランニングを楽しみました。

天然まんが家 (集英社文庫)

天然まんが家 (集英社文庫)

  • 作者: 本宮ひろ志
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2020/02/21
  • メディア: Kindle版

デビュー作『遠い島影』から、『男一匹ガキ大将』の大ヒットをへて
『俺の空』『硬派銀次郎』『サラリーマン金太郎』まで。

つねに新しいジャンルに挑み、数々の名作を生み出してきた本宮ひろ志が、
みずからの半生をはじめて明かす。
漫画にすべてをかけた男の熱き魂の自画像。

 本宮ひろ志というと、超売れっ子の人気漫画家というイメージがありました。事実そうなのですが、そこには、作品が生まれない苦しみとか葛藤などが書かれていました。

漫画家というのは、身一つで勝負です。
自分のアイデア。創造力が命になります。
たとえ大ヒットを出したとしても、そのあとが続くか。
時には逃げ出し。
時には、土俵際に立たされた状態で作品を生み出していたことがわかりました。

そんな中で、学びはいくつもありました。大きく二つ書きます。

短編を描く場合は、最初と山場をしっかりと考えておく。
すると、途中が多少ぐだぐだでも、作品になる。
おこられるかもしれませんが、これは、音楽づくりでも言えることだと思います。特に時間のない中、音楽づくりをする場合、この考えは、とても重要です。最初、だめだと後は聴いてもらえません。そして山場があって、初めて感動が生まれるのです。

漫画のストーリー作りには、横の線と縦の線がある。
横の線は、勢い。
縦の線は、それを裏付ける知識。
若手は横の線で一気に突っ走る。
しかし、それでは限界がくる。
だから縦の線が必要になってくる。

これも合唱に通じることです。
横の線は、音楽に対する思いや歌の勢い。
縦の線は、楽譜の解釈。
そのどちらも必要です。そのどちらもしっかりあって、初めて心のグググっと入り込む歌になるのだと思っています。

 さて、僕もかつて漫画家を目指していたので、最初の頃の話は、わくわくしました。

作者が講談社へ原稿を持っていったとき、立派な建物に驚いたこと。
もっと本を読み経験を積みなさい。と言われたこと。
僕は、集英社へ原稿を持っていき、同じようなことを言われました。

そして、作者があこがれの日の丸文庫へ行ったとき、ボロボロのアパートの一室に驚いたこと。
 僕も、憧れの雑誌「ガロ」を出していた青林堂へ行ったとき、材木屋の二階の建物に驚きました。

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 そして、その時原稿を見ていただいたのは、社長の長井勝一氏だったと思います。
 言われたことは今でも覚えています。

せっかく教師になれる大学に行っているのだから、教師になりなさい。と諭されました。
 今となっては、その言葉がよくわかります。それだけ食えない漫画家たちの姿を見てきたからだと思います。

 いろんな意味で、かつての自分を思い出し、そして今の自分と重ね合わせ、おもしろい本でした。
 やはり、何かを生み出すには、それなりの覚悟と学びが必要だと思いました。そして、ぶれない大きな北極星(目的)。何度も自分をリニューアルしていく必要も。
 ひとりの漫画家からの生きざまから学ぶところが多かったです。

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コロナと共存した音楽の授業2 [授業]

ピンチをチャンスに
新たな視点で、新しい音楽の授業を作る。

そこで、今できることの洗い出しをしてみました。
昨日はここまででした。今日はその続きです。
今日の記事は箇条書き風になります。ご容赦ください。

洗い出しの結果、こんな仮説が出てきました。

・音符・楽譜の学習(楽典)の力を伸ばすチャンス
 これは、国語に例えると、漢字や文法上のきまりを学ぶことにあたります。すると、本やネット情報が読める。発信もできる。未来へとつながります。
 楽譜から音楽の特徴を読み取れるとすごいと思います。音楽を聞いてそのよさを見出す力音楽表現を生み出す力がつきます。それは感性の分野の創造力へとつながっていくと思います。

以下、そのための具体的な方法です。
 
音符・楽譜の学習(楽典)の具体的な方法
・学習カード(参考:音楽カルタ)
・フラッシュカード
・○○音符を探そう 例2年:4分音符をみつけて教科書の印をつける
・階名プリント
・音符を指なぞり(指1本・指の先)
・ハンドサイン 
・音の高さを手で表す・・・せんりつが見えてくる
・リズム学習 手拍子 リズムパーカッション まねっこ オームまね

それ以外の分野で、洗い出したことも書いておきます。

表現&創意工夫
・ハミング
・指揮
・創作・・・曲づくり

鑑賞
・音を聞く→耳を育てる→表現につながる
・身体を動かす活動・・・体の一部分(手拍子・足・膝など)・その場で。立つ・すわる。トントン。

☆器楽・運指は可能 
・鍵盤ハーモニカ
鍵盤ハーモニカでは、指番号が大事。右手を挙げて、空中で指を動かす。吹かずに鍵盤を弾く。マスクをしながら「ドレミ」と階名で歌ったり、「1,2,3」と番号を言いながら行ったりすると効果的。

・リコーダー
リコーダー、指だけで練習。

※危険性をなくすため、鍵盤ハーモニカとリコーダーの吹く部分は最初からはずしてしまう。(安全・叱る必要もなくなる)
※しかし、これはあくまでも、今の段階でできる方法。かえって子どもたちがかわいそうであれば、あとにまわすもの一策。

これら出来る中からいくつかの活動を組み合わせ、ユニット(1時間の中でいくつかを組み合わせる)で行う。
※それぞれのユニットはあとの活動につながるといい。子どもの飽きがこないよう、静・動・静・動の組み合わせ。

今の僕は、コロナと共存した音楽の授業を以上のように構想しました。
もっといい方法があると思います。これを問題提起として、どんどん教えていただければと思います。

最終ゴールは、音楽で培った感性、表現する力。よさを見出す力を生かし、子供自らがしあわせな未来を作り出すことだと思っています。

今は、コロナ後を見据える。未来を見据える視点で考えることが大切なように思います。

みなさん、一緒に知恵を働かせ、工夫し、あたらしい何かをつくっていきましょう。

参考
絶対のしばり
※共通教材は必ずやっておくこと→小学校では学年ごとに4曲ずつ指定され、5・6年生で・は4曲中3曲は扱うようにと書かれています

指導要領改定の基本的な考え方の一つ
音楽に対する感性を働かせ、【他者と協働しながら】音楽表現を生み出したり、音楽を聞いてそのよさを見出したりすることができるよう内容の改善をはかる。
【  】は、今は難しいかな?でも、その他はできそう。

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