夏練で目指していること [合唱]
いよいよ夏練も大詰めとなりました。
昨日から、「表現を磨く+大きく」の段階に入りました。
そのためには、繰り返しの練習が必要です。
今日は体育館練習が中心でした。
暑い中、中盤、だれ気味でした。
時計を気にする子、しょっちゅうトイレに行く子。よそ見している子等・・・。
そこで、課題曲で何を伝えたいか、考えさせました。
今年のNコンの課題曲は、ぼくらのエコー。
何度もエコーという言葉が出てきます。
武田雅博先生は、エコーという言葉を、別の言葉に言い換えて、この歌のテーマに迫っていました。
僕もそれを真似て、出てくるエコーという言葉を別の言葉に置き換えていきました。
最後は・・・。
みらいへのエコー
と終わります。
みんなは、未来に何を伝えたいですか?エコーという言葉を別の言葉に変えてみてください。
子どもたちからは、次のような言葉が出てきました。
希望
決意
ありがとう
感謝
大きく生きる!!
じゃあその言葉の気持ちを込めてうたってごらん。
すると、今までと違う表情になりました。
すこし歌にいのちが宿ったような気がしました。
みんなは、今、人に何かを伝えたいと思いましたね。
つらい人に希望を与えたい。
ありがとうという気持ちを伝えたい。
感謝の気持ちを伝えたい。
大きく生きるぞ!!という気持ちを伝えたい。
人のために、何かをしたい!!そんな気持ちは、自分を強くします。
小さい子ほど、自分のことしか考えられません。
しんどい。つらい。つかれた・・・全部自分のことです。
けど、大人になるにしたがって、人のために何かしたいと考えられるようになります。
すると、強くなれます。
今、みなさんは、少し成長しましたよ。だって、人のために何かを伝えようと考え、表現したんだもの。そしてその表情はすばらしいものでした。
歌を通して成長すること。
これが、夏練で目指していることです。
みんなの歌声で、未来に、すてきなものを伝えようよ。
そんな感じで今日の練習を終えました。
やることや課題は山ほどあります。
しかし、短い練習の中、何をやり何を伝えるか。
あと2回の練習を残すのみとなりました。