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音読指導、おもしろいです [行事への取り組み]

 音読指導、おもしろいです。

 今度の全校集会で、4年生が詩の暗唱をすることになっています。
 今、毎朝、他のクラスがうちのクラスにやってきて、合同練習をしています。
やっているのは、「春の歌、草野心平」
 この指導がおもしろい。

 この詩は、場面の様子や気持ちを想像することで、読み方がどんどん変化して行きます。
 たとえば、最初の、「ほっ、うれしいな」

 みんな、何があったらうれしい?と聞きます。
 ケーキがあったらうれしい。
 ゲームソフトもらったらうれしい。
 お金1億円もらったらうれしい。

 じゃあ、それが目の前にあると思って言ってみて。

 ほっ うれしいな。

 「ああいいにおいだ」の部分では、
 みんな、どんな匂いが好き?と聞きます。
 焼肉のにおい
 アロマオイル
 木のかおり

 じゃあ、その匂いを吸っていってご覧。

 あ~いいにおいだ。

 これもガラリ。おもしろい。

 また、「ほっ」や「ケルルンクック」は、カエルの声なので頭声発声で言うようにしています。すごくきれいに。

 更に、カ行やサ行、ハ行などは、意識して喉の奥や舌などを使い、発声させるようにします。
例えば、「かぜは そよそよ」の部分の「カ」と「ソ」の部分など。
 すると、すごくかっこよく聞こえます。

 視線も意識させます。
 「いぬのふぐり」は、目の前にあるように。
 「おおきなくもがうごいてくる」は、大空をみます。
 
 日々、読み方がバージョンアップしていきます。これ、全部合唱指導で学んだこと。まさに合唱と表現読みはリンクしているのです。

 合唱指導もおもしろいけど、音読指導も負けずにおもしろいです。


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