10歳の自画像 [授業]
今年の絵を描く会のテーマは、自画像です。10歳の子供達。学校によっては、2分の1成人式というものが行われますが、ちょうど10歳の今の自分を絵として残して欲しいと思いました。
そこで、本格的な自画像に挑戦させました。
描き方は、基本的にはキミ子方式の似顔絵の描き方です。鼻から描いていき、鼻の下のみぞ。唇。目。眉。輪郭。髪の毛とつづきます。
以下の本に詳しく出ています。
カット・スケッチの描き方―キミ子方式 スケッチブックをもって出かけよう 身のまわりのものから旅の思い出まで
- 作者: 松本 キミ子
- 出版社/メーカー: 仮説社
- 発売日: 1999/11
- メディア: 単行本
そうやって出来上がったのが、以下の自画像です。
色塗りでは、本当は3原色+白で描くのが正式なのですが、ぼくは、みそ汁のようなうすさでシャバシャバと塗り、チョークで、光と影を表現させました。
バックもチョークを塗り、指でぼかします。簡単です。
最後に、光があたって輝く部分を白の絵の具で塗り、完成です。
4年生にしては、なかなかの出来だと思うのですが、いかがでしょう。
みんな誇らしげに出来上がった作品を黒板に貼っていました。
あと10年経ったら、この子達も成人。あっという間に大きくなることでしょう。だからこそ、今を大切にしてあげたいです。