合唱団活動の記録DVDを作りました。 [合唱]
今年はとにかくいろんな場所でコンサートをしてきました。
コンサートの度にビデオを撮り、映像編集をしてきました。
そして、編集が終わると、ユーチューブに限定公開でアップしてきました。
この限定公開というのは、リンクを知っている人のみ表示可能な公開方法です。
合唱団員の保護者の皆さんには、このリンクのアドレスを連絡し、当日来られなかった方に見ていただいてきました。
しかし、その再生回数を見ると、そんなに多くはありません。ということは、パソコンを使ってみる環境の方がそんなに多くはないということです。
また、僕自身、このユーチューブの映像を、いつまでもアップしているつもりはありません。
そこで、今までの活動をDVDにして、保護者の方にお分けすることにしました。
コンサートの回数が多いので、一枚のDVDに収まりません。そこで、2巻に分けて作りました。
先日、2巻目が完成し、子ども達に分けました。
なんとかクリスマスまでに間に合わせたいと思い、がんばりました。
(HAPPYMELODY合唱団とは、全国バージョンの芸名です。)
このDVDには、3つの目的があります。
1.子ども達に思い出を残すため
合唱団としてがんばってきた子ども達に、思い出を形にして残してあげたいという思いです。大きくなってこの映像を見ると、あまずっぱい思いと共に、この当時のことが思いだされるといいなあ。合唱団としてたくさん人たちに喜びや元気を与えていたすばらしい自分の姿を。すばらしい思い出の数々を・・・
2.合唱団の運営資金のため
小学校の合唱団は、学校からの補助は、ほとんどないに等しいです。(中学校の部活だと活動費という名目で、毎月お金を集めているそうですが)しかしけっこうお金がかかるのが、現実です。そこで、作ったDVDを保護者に買っていただき、運営資金に当てています。保護者の方々には気持ちよく買っていただいています。本当にありがたいです。他の小学校の合唱団はどうしてるんだろう?
3.感謝のプレゼントとして
合唱団をするに当たり、たくさんの方々にお世話になっています。
たとえば、合唱団を応援してくださっている校長先生や教頭先生。
しょっちゅう指導に来てくださる前校長先生。
ピアニストの先生。
コンサートでお世話になった方や諸団体の方々。
また、名前を出せませんが、合唱で教えを請ったり、県外からわざわざ指導に来てくださった先生方。
そんな方々に、感謝のお手紙と共に、このDVDを送っています。
今、もう一つの目的を考えています。それは、子ども達のこのステキな活動を、少しでもたくさんの人に見ていただき、子ども達の元気を地域に広げていきたい!ということです。
具体的には、希望があれば、地域の公共団体(保育所・学校・福祉施設など)に、このDVDをお分けしようと思っています。実際に、学童保育の方に、第一巻が貸し出されています。また、お世話になった福祉団体には、このDVDをプレゼントしました。そうやって、子ども達の歌声が、少しでもたくさんの人たちに元気を与えることができればいいなと思っています。
合唱団設立以来、今まで相当数のDVDを作成してきました。
僕の書棚には、たくさんのDVDが並んでいます。
DVDにはその当時の思い出がつまっています。この思い出は、宝物です。
そして、今年もまた素敵な思い出が残りました。
これも子ども達と出会ったからです。
合唱と出会えたからです。
合唱は深いです。そして広がりを持ちます。
心から感謝です。
信じてまかせることの大切さを、子ども達から学びました [幸せに生きる]
今日は、合唱団の土曜練習でした。
しかし、6年生が「クリスマス会をしたい!」というので、11時から12時までの1時間をあげました。
決まった予算をあげ、完全にお任せするという条件です。
6年生たちは、ビンゴ大会・ドッジボール大会・お菓子、という内容を考えました。
クリスマスの開始時間、11時になったら、ピアニストの先生に子ども達の様子を見てもらうようお願いして、僕は、外に出てしまいました。
子ども達に、ケーキを買ってあげようと買い出しにいったのです。
しかし、どこへ行っても、それは見当たらず、さまよい歩き、結局プリンにしました。
学校に戻ったのが、11時40分。
子ども達は、ドッジボールをしていました。
ピアニストの先生に、子ども達どうでしたか?と聞くと、ニコニコしながら、
「楽しそうにやってますよ」というお返事。
団長・副団・書記は、6年生にドッジボールをまかせて、おやつの準備に行きました。大忙しです。
結局10分ぐらいオーバーしましたが、6年生の子ども達、とっても満足そうでした。6年生は最後まで片づけをしてくれました。
その後感想を聞いてみると、
「自分達が企画したクリスマス会でみんなが喜んでくれてうれしかったです。」
というものがありました。
準備の段階で不安な点もあったけど、お任せしてよかったなあと思いました。
僕が外に行ってしまって、変な口出しをできなかったのも良かったのかもしれません。
大人から見ると、子ども達のやることには不安なことが多いです。でも、それを広い目で見て、まかせ切ることで、子ども達は達成感を持つんだなあということが、今日改めてわかりました。
たしかに効率的で、良い方法はたくさんあります。でも、子ども達なりに知恵をしぼり、自分達でやりきる体験が大切なことなのでしょう。
自分自身もそうです。未熟な点はたくさんありますが、人に言われるまま動くより、自分なりに知恵をしぼってやる方が楽しいです。
信じてまかせることの大切さを、今日は子ども達から学びました。
ありがとう。6年生の子ども達。
みんなほめてもらいたかったんだなあ [授業]
わけあって、時間に余裕のある時、低学年の教室の支援に入っています。
落ち着きがありません。なんだかザワザワしています。
そんな時、どんな支援をしたらいいと思いますか。
ぼくは、ほめほめ作戦でいくことにしました。
赤エンピツを持ちながら、教室の中を観察します。すると、そんなざわついた中でもきちんと座って課題をやっている子ども達がいるのです。そんな子にそっと近づき、小さな声で一言言いながら、開いたノートに花マルを書いていくのです。
「きちんと座っていてえらいなあ。」
「この字、きれいだなあ。」
「がんばってノートかいてるなあ。」
「しっかりした字を書いているよ。」
すると、どうでしょう。ほめていくにしたがって、教室がだんだんと静かになっていくではありませんか。
そして、大きな声を出していた子まで、静かになっていきました。
今日は、いつも立ち歩きをしている子が、プリントをやっていました。
近づいて、「えらいぞ」と言いながらプリントに花マルをしました。
答えもあっています。
「天才だ!!」
そう静かに言って、一つ一つマルをつけました。。
その子は、なんと休み時間になってもプリントをやり続け、僕に「マル付けをして」って持って来ました。
いろんな支援のやり方があります。問題のある子のそばにいて、補助するやりかた。注意するやり方。睨みをきかせるやり方。
今回僕は、がんばっている子ども達を認め、一人一人ほめていく方法をとりました。
教室の空気が変わっていきました。
休み時間になると、子ども達、「見て見て」って、宿題の自学ノートを見せに来てくれました。
「すごいねえ。」
「こんな細かい字ですごいなあ。」
「漢字上手だねえ。」
「こんなに難しいことやってるんだ。」
そんなことを言っていると、
次から次と自学ノートを持った子ども達が僕の前にやってきます。
みんなほめてもらいたかったんだなあ。
大喜びで、僕にとびついてくる子ども達。
僕も、とてもいい気持ちでした。
とても良い支援ができたと思ったので、今日の記事にしてみました。
何かの参考になればうれしいです。
町内役員会で学んだこと [幸せに生きる]
昨晩は、町内役員会でした。
2度目の役員で、2年間の任期。今年の12月29日が引継ぎの日です。あと少しで、この役も終わります。
さて、町内会の仕事はたいへんでしたが、教師以外の人たちとのつきあいがあって、これが良かったと思います。
一時期は、教師というだけで批判的に見られていた時代もありましたが、今は、同情される時代となりました。時代というのは、おもしろいものです。町内会を通して、世の中の教師観を肌でかんじることができたのも、良かった点です。
さて、昨晩は、議案後、ちょっとグローバルな話になりました。
市内にどんどん新しいショッピングセンターが建設されています。
そこで取り残されている商店街。
しかし、補助金に頼っている現状があること。
夕方6時には店を閉めてしまっているところが多いこと。
新しいことを始めようという意識がうすいこと。などの話が出ました。
それに対して新しいショッピングセンターでは、大きな資本で大量の品揃えをして、夜遅くまでの営業し、安さやサービスの追求などをしています。
大資本相手に、商店街の生き残る方法はないのか・・・という話題になりました。
あるだろうという話になりました。
それは、小さいながらも独自の路線で生き残る方法。そこにしかできないものを作ること。提供すること。
まさに日本が生き残ることに通じるような思いを持ちました。
と同時に、合唱団を続けることに通じるものもあるように思いました。
新しいものには勢いがあります。でも、新しいものもいつかは古くなります。その時点で続けることができるかどうかです。今できたショッピングセンターも数十年後生き残ることができるかどうかです。
最近、続けることの大変さすごさやを最近感じています。
町内役員の中に会社の社長さんがいます。何十年も会社を続けています。帰りがけ、会社を続ける上で大切にされていることはなんですか?と聞いてみました。
二つ答が返ってきました。
1つ目は攻めの姿勢。
古いものに縛られるのではなく、常に新しいことを取り入れ、攻めの姿勢でいること。守りの姿勢ではなく、自分から先にサービスや奉仕を提供し、いろんなところと仲良くなること。
2つ目は芯となるものを持つこと。
何を一番大切にするかといった太い芯のようなものをもつこと。それは変えてはいけない。
そちらの会社では何を大切にしてるんですか?と聞いてみました。
それは、お客さんに喜んでもらうこと。うちに頼んで良かったって思ってもらうこと。それをずっと大事にしてきている。そうすることで、長く続けさせてもらっていると言っていました。
なんだか、とっても大切なことを教えてもらったような気がします。
合唱団に例えると、
常に学び、新しいことを取り入れることを大切にする。
しかし、子ども達が合唱団に入って良かった思ってもらうこと。それを一番大切にすること。こんなふうになるでしょう。
何を一番大切にするかで、その会社の性質は決まってきます。
利益を一番大切にする。
会社を大きくすることを一番大切にする。
そうすると見えてくる会社像は違ってきます。
その社長の様子が見えてくるようです。
何を一番大切にするかで、その合唱団の性質も決まって来ます。
賞をとることを一番大切にする。
合唱団を大きくすることを一番大切にする。
そうすると、見えてくる合唱団像は違ってきます。
その指導者の様子が見えてくるようです。
長く続けるためには、やはり子ども達に良かったって思ってもらうこと。それを一番大切にすることだろうなあと思います。
そうすると、ソアーベの坪口先生に行き着きます。
昨晩は、深い学びがあった町内役員会でした。
学校で、クリスマスミニコンサート [合唱]
今日は、日頃お世話になっている友達や先生方に向けて、クリスマスミニコンサートを開きました。昼休み、音楽室で、約15分のミニコンサートです。
今年締めくくりの最後のコンサートでもありました。
普段お世話になっている人たちへのコンサートですので、最高のコンサートにしようと話し合いました。また、子ども達の希望で、ユニフォームを着る事にしました。
このユニフォーム、小さい子ども達はうれしかったようで、担任の先生に「見て見て!!」って見せてる子もいたようです。
給食後のすぐのコンサートですので、家からユニフォームを着てきた子もいます。もちろん重ね着をして。
ユニフォーム持って来た子は、給食準備中に抜け出して、音楽準備室で着がえていました。
僕も、早めに給食を食べ、いつもの赤の蝶ネクタイとベストの服装に着がえ、急いで会場準備をしました。
今日は、新しいグッズが登場しました。
これです。
なんと今日、宅配便で到着したのです。
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実物はこんなのです。
真っ暗にしてつけてみると、なんとこんなにきれいです。
お昼休み、コンサートが始まるまでの間、音楽室を暗くし、今日歌う曲を流しながら、このグッズのカラフルな照明で楽しんでもらいました。
入ってくる人たちは・・・
「きれいや~~」
「何これ~~~」
つかみは十分です。
始まりの時間が近づくにつれ、本当にた~~~くさんのお客さんが来ました。本当に音楽室に入りきれないくらいです。
たくさんの先生方や団員のお友達が来ました。手を振る姿も見えます。
1時5分。いよいよ開演です。
演奏したのは、下の曲です。
①これが音楽…2分30秒
②サンタが町にやってくる・・・2分30分
③いのちの歌…4分30秒
やはりユニフォームをみんなで着て歌う姿は、いいものです。今まで外でやってきたコンサートを学校で再現することができました。
バタバタしてたけど、限られた時間で良い演奏ができたと思います。
外でやってきた演奏会のようすを学校の人たちに見てもらえて、子ども達もうれしかったようです。
あとで、「涙がでたわ」と言っていた男の子もいました。学校の帰りがけ、たくさんの小さい子ども達が笑顔で「見たよ」って言って、かえって行きました。
学校のたくさんのお友達や先生方に見てもらえて、本当に良かったです。
歌のクリスマスプレゼントができたかな・・・
良い一日でした。