感覚の世界 [幸せに生きる]
頭で考えてばかりいると、滅入ってしまうことがあります。
そんな時に救ってくれるのが、ランニングです。
ランニングは感覚の世界。
走るときに生まれる感覚に身をゆだねます。すると、理屈の世界から離れさせてくれます。
音楽もそうです。感覚の世界。
いい音楽は、理屈の世界から夢の世界へ誘ってくれます。
楽しい授業も、感覚の世界。
楽しい授業は、心わき踊る世界。理屈の世界ではありません。
人は、理屈の世界で生きています。
でも、もっと感覚の世界で生きていってもいいのではないかと思います。
もっと自由に。もっと自分に素直に。
僕自身、もっと感覚で生きたいと思っています。
かわいい子には合唱させよ [合唱]
今日は、午前中、合唱団の練習がありました。
運動会や祭りの疲れが残っているにも関わらず、子どもたち笑顔で練習に来てくれました。
今日は、これからのコンサートで歌う曲。
「未来へつなぐメッセージ」と「365日の紙飛行機」の音取りをしました。
未来へつなぐメッセージは、中音の音取り
365日の紙飛行機は、低音の音取りが目標です。
外部となった今、ゆっくりと練習をしていられません。
どんどん音取りをしていきました。しかし、子どもたちが音をとるのの速いこと速いこと。
どちらも目標をクリアしました。
365日の紙飛行機の方は、二部なので、初ハモリをしました。
その他にも、コンサートで歌う3曲の練習までできました。
毎年、Nコンのシーズンを終えて感じることですが、子どもたち、本当に成長しました。
夏休み、猛練習の日々でしたが、成長は、音取りの速さとなって現れています。
声の質も変わりました。
僕が昔、山登りに夢中だった頃、冷や冷やしながら剱岳を登ったことがあります。その後、高いところに自信がついて、どんどんこわい場所でも登れるようになった覚えがあります。子どもたちは、それに似た状態なのかもしれません。
かわいい子には旅をさせよ という言葉がありますが、
かわいい子には合唱させよ もいいものです。
子どもたちの成長を感じた日でした。
教え子との再会 [幸せに生きる]
昨日の運動会で、20数年前の教え子と会いました。
今は、保護者の立場になって、運動会に来ていました。
昔話に花が咲きました。
僕が若かりし頃のこんな話が出てきました。
けん玉
その当時は、休み時間にけん玉検定をしていました。この学年は特に上手で、段まで行った子が何人もいました。O君はもしかめ1000回行ったという伝説も聞きました。
僕に見せようと、巨大なけん玉を買ってもらって学校へ持ってきた話も・・・。なつかしい~~。
牛乳1リットル
理科の実験で、僕が牛乳1リットルを一気飲みしたことが、強烈な印象で残ってる。
と言っていました。その後、体重計に乗り、ちょうど1kg体重が増えているという実験のためです。
身体を張って授業をしていました。
うその作文
毎週題名を与え、うその作文を書いてもらってました。
例えば、「100万円ひろった」とか「透明人間になった」とか・・・。
そして毎週作文大賞を決めていました。
喜んで長文を書いていました。みんな作文大好きでした。
ギター
時間があると、子どもたちと一緒に、ギターで歌ってました。
チェッカーズの「ギザギザハートの子守唄 」が十八番でした。
ちっちゃな頃から悪がきで、15で不良とよばれたよ~~
みんなで歌ってたのです。今みると過激な歌です。
パス券
宿題をがんばった子には、パス券をあげていました。
宿題をパスできる券です。
いろんなキャラクターのパス券を作ったので、集めるのがブームになりました。
結局使わずじまいになり、次の年は、ただの紙切れになってしまったと言っていました。
うれしかったのが、次の言葉。
この一年が一番学習意欲があった。(遊びも・・・)
わが子にも、こんなことをしてほしい・・・・。
若さに任せて、いろんなことに夢中になっていました。
子どもたちと過ごす毎日が楽しくて楽しくて。毎日がお祭りのようでした。
そのことで、いろんな軋轢もあったけど、後悔はしていません。
いい思い出しか残っていません。
そして今は、合唱に夢中です。
後悔のない人生を生きていきたいです。
清清しい運動会でした [幸せに生きる]
今日は前任校の運動会に行ってきました。
着いたときは、ちょうど応援合戦が始まったところでした。
どの応援も、お世辞抜きで本当にすばらしかったです。
4,5年生だった子どもたちが、立派な5,6年生になっていました。
そして子どもたちの成長が見えました。
その姿を見て、学校はとてもうまくいっているなあと感じました。
運動会で、学校の姿が見えるようでした。
その後のいろんな種目を見ていると、一人ひとりの成長した姿が見えました。
身体も大きくなり、態度もしっかりとしていました。
一番感動したのが、組体操です。
近年、組体操自粛の時代になりました。
しかし、そこには新しい組体操がありました。
身体に負荷のかかる難しい技はないものの、子どもたちの一生懸命な姿が見えました。
ひとりひとりの身体を精一杯使って、みんなで表現しようとする姿が見えました。
見た後、清清しさを感じました。
合唱を連想しました。
決して難しい曲でなくていいのです。聞いた後、子供らしい清清しい後味を感じるもの。僕が目指すものです。
それが、今日見た組体操にありました。
運動会の最中、地いきの方々、合唱団の保護者、元同僚。転勤した先生。そして子どもたち。OBの子どもたち。いろんな人と会い、まるで同窓会のようでした。そこでも清清しい気分になりました。
そして、僕は、本当にステキな学校にいたのだなあと心から思いました。
僕は去年まで海に泳ぐ魚でした。地上に出て、初めて、今までいた海の中のよさがわかった、そんな気分です。
すてきな運動会、ありがとうございました。
清清しい運動会でした。
運動会練習、真っ盛りです [行事への取り組み]
運動会練習、真っ盛りです。
今年は異動したばかりということで、裏方に徹して、表現中心に補助をしています。
そうやって離れた立場で見てみると、いろいろと見えることがあります。
やはり大切なのはビジョンです。
ぶれないビジョンがあれば、いいものができます。
それがないと、ぶれてしまい、中途半端です。
短い時間の中、いい表現にしあげるためには、それが必要だと感じます。
何かを捨て、何かを際立たすこと。合唱と通じるものがあります。
そんな意味で、学びになります。
子どもたちにやる気がある・ないの問題ではなく、指導者が、どれだけ明確なビジョンを持って指導するか、それが大きなポイントだと感じます。
子どもたちはよくがんばっています。
そのがんばりが報われるような運動会になることを願っています。