子供達が作った「なぞかけ」 [授業]
4年の国語の教科書に「言葉遊びの世界」という単元があります。
なぞなぞや回文など、いろいろな言葉遊びが紹介され、とても楽しいところです。
そこに「なぞかけ」というコーナーがあります。教科書の例文はこうです。
「秋の夕日」とかけて、なんととく
「おふろ上がりのお父さん」ととく
そのこころは
どちらも、真っ赤です。
この例文を参考にして子供達に作らせたところ、なかなかの傑作が生まれました。
そのいくつかを紹介します。
富士山とかけまして
紳助ととく
そのこころは
どちらもしかいがいいでしょう
動物園とかけまして
ボディガードととく
そのこころは
どちらもカバいます。
ボールとかけまして
腹ぺこな人ととく
そのこころは
どちらもくうきがあるでしょう
電池とかけまして
サイダーととく
そのこころは
どちらもたんさんがあるでしょう
もう客がこない店とかけて
つるっぱげのおっさんととく
そのこころは
どちらも、もうけがないでしょう
どうどうすか?なかなかやるもんだと、僕は感心しました。(どこかで見たものもあるかもしれませんが)
今日はアンサンブルコンテストの日でした [合唱]
今日はアンサンブルコンテストの日でした。
今年から、小学生の部が新設されました。
うちは三チーム出ました。
五年生チーム。
「旅立ちの日」を歌いました。トップでした。よく歌っていました。しかし音量の小ささが気になりました。
四年生チーム。
「ありがとう」を歌いました。
ハーモニーがうまくとれていました。しかし表情の硬さが気になりました。
六年生チーム
「そのときぼくがそばにいる」を歌いました。
いきなり始まりました。出だしが弱く、声が出ていませんでした。
アンサンブルコンテストは、指揮者が立ちません。全部子供達だけでやります。下から見ていた僕が感じたことです。
本当にいい勉強になりました。まずは声。最初に声ありき。これがよくわかりました。声の基本は下半身。そしてお腹を使うこと。それができていないと、声に厚みがなく、音程が安定しない。逆にしっかりした下半身、お腹を使っていると、安定した良い声になります。その上で子音の使い方だとか表現があるのだと思いました。
人数が少ないコンテストだから見えてきたことです。
今のこの体験、これからの子供たちにとって良い体験になるでしょう。そして僕にとっても。
まず最初に声ありきです。
さて、結果発表です。
5年生チームは、金賞!びっくりしました。涙が出てきました。
4年生チームは、金賞!またまたびっくりしました。また涙が出てきました。
更に、審査員特別賞までいただきました。
6年生チームは、銀賞!6年生の肩が落ちました。コンテストは酷です。学年は関係ありません。難易度の高い曲です。全国を目指していたからこそ選んだ曲です。でも歌いきれてなかったのです。団長は泣いてました。最後の大会だっただけに、悔しかったのです。
明暗が分かれました。しかし結果は予想以上のものでした。本当にありがたい結果です。
帰り、バスの中で言いました。
「4年生、5年生、おめでとう。本当にすばらしい結果です。でも、ここで一つ大切なことを言います。それは、こんなときこそ、謙虚になることです。そして、感謝の気持ちを持つこと。それがこれから更に伸びていく大切なことです。」
「6年生、悔しいと思います。でも、この結果がありがたいなあって気持ちに変わったとき、みんなは成長できると思います。実は、先生も死のうかと思ったほど、つらい体験があります。でも今は、そのことがあって良かったなあって思っています。今日のこの結果は、みんなに何かを教えるために起きたことだと思います。それがわかり、今日のことが感謝の気持ちに変わったら、大きく成長できると思います。」
どこまで伝わったかわかりませんが、僕の伝えたかったことです。
今日は、最大級の豪雪の日となりました。そんな日にも関らず、たくさんの保護者の方が、会場に来てくださいました。
市のバスの運転手さん、こんなすごい雪道を安全に送ってくださいました。
そして、学校に着くと、校長先生やたくさんの保護者のみなさんが僕たちの帰るのを外で待っていてくださいました。僕の車に積もった雪を下ろしてくださった方もいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日の大会の運営を陰で支えてくださった皆さん。
子供達のお弁当を作って温かく送り出してくださった保護者のみなさん。
たくさんの指導をしてくださった校長先生。
そしてがんばった子供達みんな。
こころからありがとうと言いたいです。
二分の一成人式のお知らせプリント [行事への取り組み]
二分の一成人式のお知らせプリントを作りました。
式をやろうと思われている方の参考になればと思い、アップします。
はじめに
新年を迎え、3学期が始まったと思ったら、もう2月を迎えることになりました。昔から「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」といいますが、まさにそんな感じを受けるこの頃です。
子どもたちも4年生として学校に来るのは40日を切りました。2月は、学年の総まとめと共に、高学年に育てていく月にしていきたいと思っています。
ご家庭でも、引き続き見守り、励ましの言葉をかけてあげて下さい。
二分の一成人式
いよいよ来週の火曜日(8日)は、二分の一成人式です。これまでの10年間を振り返り、家族への感謝の気持ちと決意伝える大切な式です。この節目の会に向けて、気持ち作り、歌の練習、スピーチの練習と毎日全員が一生懸命に取り組んでいます。少しずつ本番に向けて、緊張感と期待感が子ども達の様子から感じられるようになりました。
『絶対成功させるんだ』『思い出に残る式にしたい』『家族への感謝の気持ちを伝えたい』『成長した姿を見せたい』。子ども達は、こんな強い思いを持っています。一人ひとりが主役であることを自覚して、本番に向けて残り一週間、がんばってほしいと思います。
【保護者の皆様へ】
当日は、講堂に保護者席(80~100席)を用意しますので、ご自由にお座り下さい。お忙しいと思いますが、大勢の人々で祝いたいと思っています。
子供達はみなさんに感謝の言葉とともに感謝状をプレゼントします。(2時過ぎ頃になります)ご兄弟のおいでる方は、このお時間だけでも合わせていらしてください。なお、どうしても当日ご都合で来られない方は、担任までご連絡下さい。(プログラムです)
二分の一成人式
2月8日(火)日時13:45スタート
プログラム
歌「線路はつづくよどこまでも」(2分)
歌「もみじ」(2分)
歌「すてきな友達」(2分)
映像と感謝の言葉「言葉のプレゼント」(10分)
感謝状(7分)
歌「ありがとう」(4分)
十歳という節目の時を、祝う式。またこれから成人に向けての十年間,自立を目指して生きていく決意の式でもあります。子供達みんながすてきな大人になってほしいと心の底より願っています。
子供達にとっても保護者の皆様にとっても思い出に残る式にしたいと思っています。
では、当日子供達と共にお待ちしております。
式で一人一人が大きな声を出せるようにするには? [行事への取り組み]
二分の一成人式には歌だけでなく、呼びかけの言葉や一人一人の言葉があります。
「ありがとうございました。
僕の夢は○○になることです。」
バックに映像と音楽が流れます。そんな中、この感謝と決意の言葉を体育館全体に響き渡る声で言うと、大きな感動が生まれます。
そういう声を出せる様にするには、どうしたらいいでしょうか。
式直前の総練習の時、いくら「大きな声を出せ!」と言っても、そのときにはすでに遅し。小さな声の子はそのまま。仮にその練習の時に出せたとしても、本番では小さな声に逆戻りってことがよくあります。
これは、卒業式の一人一人の言葉の時にも言えます。
では、どうしたらいいのでしょう。
実はみんなが大きな声をだす方法があります。かなりの確率で、ほとんどの子が声を出すようになります。その方法とは・・・?
それは、積み重ねです。な~んだと思われるかもしれませんが、これが確実で一番いい方法だと思います。
毎日、繰り返すのです。
呼びかけや一人一人の言葉を全員が言ったとしても、3分以内に終わります。毎日毎日繰り返すのです。僕の場合は、「毎日国語の時間の最初にやる!」と決めています。定番のメニューにしてしまうと、子供達もどんどん動くようになります。時間もだんだんかからなくなっていきます。
さらに終わった後「合格何人!」と発表して行きます。日ごとにその数は増えていきます。それもうれしいみたいです。
本番さながらに、バックに音楽をかけながら行います。練習なのに、時にはウルウルするときもあります。
行事というのは、日々の積み重ねの成果を見ていただくものだと思います。
うちのクラス、合格者は現在30名中16名です。もちろん厳しく見た上での結果です。
日々の積み重ねが奇跡を生みます。
毎日の積み重ね。それが無理なく感動的な式を作っていく上での最良の方法だと思います。
花は一瞬にして咲かない。大木も一瞬にして大きくはならない。
一日一夜の積み重ねの上にその栄光を示すのである。坂村 真民(仏教詩人)
ちいさいことをかさねることが、とんでもないところに行くただひとつの道 イチロー
二分の一成人式の最後を飾る歌。「ありがとう」 [行事への取り組み]
今、二分の一成人式に向けて、毎朝歌の練習をしています。一番のメインは、最後に歌う「ありがとう」という曲。ゲゲゲの女房の主題歌です。
うちのクラスへ毎朝日替わりで2クラス順番にやってきています。月・水・金は1組。火・木は2組です。毎朝10分程度の合同練習をしているのです。1組は低音。2組は高音。我がクラスは中音担当です。
うちのクラスには、他のクラスが歌う前に、低音や高音のお手本をさせています。歌声を学年全体に広げるためです。子供達、混乱しないでよく歌えるものだと思います。
さてそのおかげでしょうか。うちのクラスだけでも「ありがとう」の曲、以前に比べうまく3部でハモれるようになりました。お手本ということで、子供達気分をよくしながら上手に歌えるようになりました。他のクラスには、本当に感謝です。
今日は、うちのクラスだけで歌った「ありがとう」をアップします。
ただし、高音は5人、低音5人、中音20人というアンバランスな編成です。その点を考慮の上、お聞き下さい。
再生できない場合、ダウンロードは🎵こちら
この歌声を学年全体に広げ、気持ちを込めて歌えるようにしていきたいです。感謝の気持ちのこもった歌声で、大きな感動を作りたいです。