僕の音楽の授業の通知表 [授業]
今年度、僕は初めて音楽専科のような立場になりました。
受け持ったのは、
3年生が3クラス
4年生が3クラス(全クラス)
5年生が1クラス
6年生が1クラス
合計8クラスの音楽を受け持ったわけです。本当に夢のような立ち位置でした。
さて、僕は、子どもたちが楽しいと感じる音楽の授業をしたいと思っていました。それが一番の原則。その上で歌がうまくなってくれればいいなと思っていました。
おかげさまで、4年生の方は、児童発表会で「サウンドオブミュージック」を
5年生は児童音楽会で「ビリーブ」と「嵐のふるさと」を歌い、いずれも大好評でした。
では、楽しさを感じてくれたでしょうか。一番大切なことをアンケートで聞いてみました。
各クラスの最後の授業で、こんなお話しました。
いままで先生の音楽の授業をうけてくれて、ありがとう。
さて、先生の授業はどうでしたか。今までの音楽と比べてどうでしたか。一学期から今までの音楽の授業の感想をおしえてください。また、なぜそう思ったのか、理由もかいてもらえるとうれしいです。 アンケートを参考にして、少しでも楽しい授業にしたいと思っています。先生の勉強のためによろしくお願いします。
そして僕の音楽の授業を受けたすべての子どもたちに、以下のような項目のアンケートに〇をつけてもらいました。
下の中から一つに○をつけてください。
ア.とても楽しい
イ.まあまあ楽しい
ウ.楽しくもつまらなくもない
エ.すこしつまらない
オ.とてもつまらない
その結果、どうだったと思いますか?
ドキドキしながら、結果を集計してみると・・・
ア.とても楽しい・・・・・・・・・・79%(193人)
イ.まあまあ楽しい・・・・・・・・15%(37人)
ウ.楽しくもつまらなくもない・・3%(8人)
エ.すこしつまらない・・・・・・・・2%(4人)
オ.とてもつまらない・・・・・・・・1%(2人)
計244名
なんとアとイをあわせたら、94%になりました。
もう、うれしくてうれしくてしょうがありませんでした。
子供達の感想も、うれしいものばかりでした。そして、とても勉強になりました。
それについては、いつか書いてみたいと思います。
僕の音楽の授業の通知表。ドキドキ気分でしたが、子ども達が楽しんでいてくれたようで、心からうれしかったです。
僕の夢は、いつか自分の合唱団を持つこと。そんな意味で、このアンケートは、とても勉強になりました。
子供達から書いてもらった感想を分析し、3学期の授業に、そして未来の夢につなげていきたいと思っています。
級外としての学期末 [その他]
級外としての学期末は、変な気分です。
担任の先生方が通知表や学期末の書類に忙殺されているのを横目に、まったく違う仕事をしています。
こちらは、既に成績をつけ終わり、担任の先生方に渡してしまっているので、忙しい時期は過ぎているのです。
今は、担任の先生方ができないような仕事をしています。
たとえば・・・・
アンケートの集計とか
荷物の移動とか
放課後の校区見回りとか
授業も終わり、隙間産業的な仕事をしているのです。
しかし、担任の先生方がお楽しみ会などで子供達と笑顔で過ごすのをうらやましくも思います。
だがしかし!!!僕には、合唱団の子ども達がいます。合唱団があることの幸せを感じます。合唱団は、わがクラスのようです。
今日も朝練が楽しかったです。特に「サンタが町にやってくる」の曲で盛り上がりました。
サンタ役の3人のダンサーとかわいいトナカイ役2人が活躍してくれました。今日はサンタ役のダンサーに、サンタの衣装を着てもらいました。これがまたかわいい!!
ダンサーだけでなく、子ども達の歌もすごいのです。
この曲は、子供達の「ラ」の歌声から始まるのですが、音をとらないでも、子供達はこの音を出せるのです。
僕が子供達に最初の音を出すよう指揮をします。すると、子供達の歌声と、あとに続くピアノの音がぴったり合うのです。毎回感動です。
子どもって本当にすごいです。
今年の合唱団の活動は、12月22日のデパートでのチャリティーコンサートでおしまいです。それに向けての練習で、今、充実しています。
合唱団の子供達のおかげで、楽しい学期末を過ごしています。
僕の級外としての学期末は、特殊な学期末かもしれません。
本当に幸せです。
Nコン80回記念小学校の部の課題曲が発表!ビックリ!!嵐の「ふるさと」に決定 [合唱]
Nコンに興味のある人にはビックリニュースです。
来年度の小学校の部の課題曲が発表されました。
なんと、嵐の「ふるさと」に決定したそうです。
昨年の紅白歌合戦で、アイドルグループ「嵐」が歌った「ふるさと」です。
この曲をNコン用に2部合唱に編曲し、詞も新たに書き下ろされるそうです。
来年度は80回記念だそうです。中学校・高校の部が発表されたのに、小学校の部は未発表でした。何かビックリするようなことがあるだろうなあと思っていたら、本当にビックリしました。
この嵐の「ふるさと」は、僕たちにとても縁のある曲です。
今年、5年生が児童音楽会で歌いました。
合唱団のコンサートでも歌いました。
このブログでも「夢のコラボ。嵐のふるさと with HAPPYMELODY児童合唱団」という記事で、歌をアップしました。
この曲が来年度の課題曲になるなんて。何か奇妙な縁を感じます。
【制作陣】は以下です。
作詞 / 小山薫堂(こやま・くんどう)
作曲 / youth case(ゆーすけーす)
編曲 / 桜田直子(さくらだ・なおこ)
新たな作詞を手がける小山薫堂(こやま・くんどう)さんは、すごい経歴の方です。放送作家として数多くの名番組を手がける他、脚本、企画、構成、作詞、ラジオのパーソナリティーなどで様々な分野で活躍中だそうです。更に平成20年に映画「おくりびと」の脚本で日本アカデミー賞脚本賞を受賞。「おくりびと」は、僕の好きな映画です。何度も見ました。
東北芸術工科大学教授だとのこと。そんな人からどんな詩が生まれるでしょう。
またどんな編曲がなされるでしょう。
今年の紅白歌合戦ではこのNコン版の歌詞で、嵐が「ふるさと」を歌うそうです。
<「第63回 NHK紅白歌合戦」 放送予定>
12月31日(月)19:15~23:45
詳しくはNコン2012/課題曲をご覧下さい
なんだかとっても楽しみです。
ビックリニュースでした。
幸せはすべて、自分の心の中にある [幸せに生きる]
今日は、よくがんばりました。
昨晩は、町の役員会で夜遅くの帰宅。寝たのが12時近くでした。
今年度、町内会の書記・会計という重責を承りました。今、決算の時期です。町内のお金を預かるのはとても神経を使います。その会計の承認を受けたのです。もう昨晩はへろへろでした。
そして、今日は、超寝不足です。放っていくと、マイナス方向に行ってしまいます。
でも、こういうときこそ、気分良く過ごしたい。
それには、子ども達の良いところを見ること。
意識してプラスの面を見るようにすること。そのことで、気分よく過ごせます。
合唱団の朝連では、表情の良い子をほめました。探すと、たくさんいます。一人ひとりの声を聞き、良い声の声に子をかけます。眠気がなくなっていき、だんだん元気になってきました。
今日は、5時間の授業があります。
常に、気分良く過ごしたい。そのためには、良い部分を見ること。それを第一にして、良いところ探しをいつもよりも意識しました。するととても良い雰囲気で授業ができました。
すべての授業が終わったころには、自分で自分をほめました。
よくがんばったなあ。えらいぞ自分。
そして大きな達成感が残りました。
今日一日の体験は貴重な体験です。それは、意識の向けようによって、HAPPYになれるってこと。自分の状態はあまり大きな要因にはならないってこと。
たとえば、金持ちでも不幸な人はいます。
食べるのがやっとの人でも、幸せな人はいます。
健康な人でも、不幸な人はいます。
障害はあっても、生き生きと幸せに生きている人はいます。
環境が幸せの要因ではなく、意識の向け方が幸せを決める。
幸せはすべて、自分の心の中にあるのです。
そんなことを実体験できた一日でした。
称号を与えてしまう [幸せに生きる]
昨日紹介したオーディオブックの最初の所にこんな内容のことが書かれていました。
最初に称号を与えてしまう。
たとえば、あなたはとても親切な人ですね。
そう言ってしまい、そう信じてしまうのです。
すると、その人の前では親切な人になってしまうって。
これは、日常の子供達を見ていればわかります。
ある先生の前では、とっても素直なのに、別の先生の前では斜に構えた態度でいる。そのどちらもその子であることは変わりありません。
でも、それは当たり前のことだと思います。
人は心の中に善の部分もあれば悪の部分もある。その両方を持ち合わせたのが、人間だと思うからです。
相手から良き称号を与えてもらうと、そうなってしまいます。
逆に、相手から悪い称号が与えられると、やはりそうなってしまいます。
僕だって同じです。無条件に信じてもらえる時は、この人のためにがんばろうって気にもなるし、
どうせ、何やったって、注意ばかりされるのに決まっているって時は、がんばる気がおきません。
そんな意味で、僕は子供達を無条件に信じていきたいと思います。
それは、相手を操作するって意味じゃなく、そちらの方がお互い気持ちがいいと思うからです。
人にはいろんな面があります。まずその子を信じること。するとその中の良き部分が見えてきます。そしてそれを、引き出してあげたいと思っています。
そのためには、謙虚になって、相手を見ることです。そして注意深く良い部分を探すことです。
日々、学びです。