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Nコン東海北陸ブロック観戦記・小学校の部 [合唱]

  会場に入りました。たくさんの人が来て言います。 ただ今開演5分前。指揮の先生の打ち合わせが終わったところです。

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  この稲沢の会場は、響きにくいということです。僕は会場の一番後ろ中央に座りました。この席でどこまで声が飛んでくるのか、楽しみです。今日は、小学校の部です。

  入場は、袖幕はなく会場から直接左側の階段から上り、退場は右側の階段から降り、自分の席に戻るという方法です。1,2番の出場校はロビーに待機とのこと。今出ていきました。

観戦中・・・

 今すべての学校の演奏を聞き終えたところです。ただ今、審査発表待ちです。子どもたちにとって今が一番開放的な時間だと思います。

僕なりに次の3点で点数をつけ予想していました。
・響き
・声
・表現

金銀銅の予想もしました。
さあ、どれだけ当たるでしょう。

今ステージには、銅の盾が2つあります。ということは銅賞が二校あるということです。

 さて、全般的に感じたことがあります。それは、うわさ通り、とても響きにくいホールだということです。中にはステージの上だけで収まってしまっている学校もありました。うまいんだけど・・・。もったいない。

 そんな中でも後ろまで響いてくる学校もいくつかありました。ただ、乱暴な声質のところと美しい声質のところがありました。

更に、声の違いも感じました。
深い発声だけど、暗いところ
深い発声だけど、明るいところ
きれいだけど、浅い発声のところ

 課題曲と自由曲の歌声がリンクしているということも感じました。課題曲が暗い歌声だなあと思うと、自由曲もそんな雰囲気なのです。その逆もありました。

 本当にいろんな歌声があり、どこをどう評価するか、難しいだろうなあと思いました。


 さて、審査員の講評が始まりました。
・難しい審査であった。
・個性がいっぱいで、割れた。
・自由曲がいいなあという学校が多かった。
・透明感をつけようとす・パワーがなくなる。がんばろうとすると、乱暴になる。
・丁寧に歌うと、推進力がなくなる。イケイケでいくと、乱暴になる。
・一人ひとり表現しようとするとバラバラになる。先生の言うとおり、きちんとやっているとかたくなる。

 本当にまさにそのとおりだと思いました。合唱指導はこの2つを行ったり来たりです。
さらに講評は続きます。

 お母さんが、夕食の準備やお風呂の準備、いっぱいやることがあるけど、同時に生き生きやっている感じ。そんな感じで歌えると良い。

合唱でもメロディ・リズム・音程などいろんなことを同時に楽しいと感じ、生き生きとやること。

更に言葉の魅力とメロディの魅力。両方魅力的にできるように。


本当に合唱はやることが山ほどあり、それをいかに自然に生き生きとできるか・・・だと思いました。

さて、いよいよ発表です。以下のような結果でした。

金、岡崎市立根石小学校
銀、福井市明新小学校・福井大学教育地域科学部附属小学校
銅、名古屋市立滝ノ水小学校
銅、浜松市立広沢小学校

 入賞校はすべて予想が当たりました。やはり声そして自然な響きだと思いました。
ただ、順位は外れました。審査がわかれたというのもわかるような気がします。
どの声を良しとするか・・・人によって違うと思います。

 しかし今回、ホールで生の演奏を聞いて、本当に勉強になりました。

 稲沢はうわさ通り、響きにくいホールでした。だからこそ、歌声がよくわかりました。
いろんな声があり、どの声が聞き心地がいいのか、よくわかりました。そして、好みってあるだろうなあと思いました。

 また、いくら上手くても、ステージの上だけで音楽が収まってしまっては、聞く人の心に届かないのだなあということも感じました。

 更に、声が飛んできても乱暴な飛ばし方があるんだということもわかりました。聞いていて、不自然な感じがしました。

 聞いていて、自然な響きで飛んでくる歌声がいいのだとわかりました。そのためには、鼻腔を響かせることと、身体を使った発声が大切なんですね。やはり、生で聞いて本当によかったです。

 今まで練習してきた代表校の皆さんお疲れ様でした。
そして、ブロック代表の根石小学校の皆さん、全国での健闘を祈っています。

愛知県のホテルにて

今、Nコン東海北陸ブロックに来ています [合唱]

 今、愛知県に来ています。Nコン、東海北陸ブロックコンクールに来ているのです。

 今年は、聞く耳を育てるために、何年かぶりにホールで歌声を聞くことにしました。録音や放送の音源ではわからないことがあるということがわかったからです。

 今日は宿泊し、明日の高等学校・中学校の歌声も体感するつもりです。

 お昼の12時に到着すると、すでに長い列です。12時30分に中に入れるとのこと。良い天気です。今日陰に避難し、この記録を書いています。

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 今、フィギアスケート選手、鈴木明子さんのオーディオブック「ひとつひとつ。少しずつ。」を聞きながら待っています。

ひとつひとつ。少しずつ。

ひとつひとつ。少しずつ。

  • 作者: 鈴木 明子
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版
  • 発売日: 2014/04/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 鈴木明子さんは拒食症など、たくさんの苦難をを乗り越えてきました。決して器用ではないこと。弱いところもあること。そんなことをあからさまに書き、それを克服していく様子が胸ちを打ちました。

 オリンピック選手と言えど、自分と同じ人間なんだなあと思います。だからこそ、心に染みます。

 僕も、この2日の観戦でたくさんのことを体感し、学び、今の自分を乗り越えていきます。

 まだまだ成長していきます。


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