級外の楽しさ [授業]
級外の楽しさというのを感じています。
僕は、4年生の理科と4年生~6年生の音楽を持っています。
4年生~5年生は、3クラス。6年生は4クラスあります。
同じ事を教えるのですが、その反応の違いに驚きます。その違いがおもしろいです。盛り上がるクラス。そうでないクラス。様々です。
そこから、その違いに合わせる能力が、自分の中についてきているような気がします。
市販の服を着せるのではなく、オーダーメイドの服を作っていくのに似ています。そのためには、サイズを測るように、子どもたちを観察していく必要があります。それが少しずつわかってきたのが、おもしろいです。
僕の授業は、同じ内容でも、クラスによって雰囲気が違っているかもしれません。
さらに、同じ事を3~4回教えるうちに、教え方の改善点が見えてきます。最初のクラスではうまく行かなくても、回数を重ねるごとにうまくなっている自分を感じます。その上達を感じられるのもおもしろいです。
学担時代は、自分のカラーで、どんどん子どもたちを育てていく楽しさがありました。
でも今は、子どもたちのカラーで、どんどん自分を育ててもらえる楽しさがあります。
級外で出会う様々な子どもたちは、僕を育ててくれています。