高校生のわが子に「勉強の仕方がわからない」って質問されたときには [本]
高校1年生のわが息子。念願の高校に入学できたのはいいのですが、約一年が経過した今、レベルが高すぎてついていけない状況になりました。
だって、中学校で上位の子供達ばかりがあつまる学校です。うちはラッキーで合格しました。こういう状況、無理はありません。
息子的に、悩んでいる様子。
「勉強の仕方がわからない」とのこと。
しかし悶々と時を過ごしている様子。
聞いてくれれば、喜んでいろいろと話すのですが、今思春期で難しい年頃です。
しかし、昨日とうとうそんな話をするチャンスがやってきました。
僕は、こんなお話をしました。
「ある人の話なんだけど、何のために勉強するんだろうって、疑問を持ってしまって、その人ぜんぜん勉強しなくなったんだって。そして高校三年生で、偏差値30になってしまった。
でも、人生の目的をみつけ俄然勉強しだして、なんと東大に合格してしまった!!そんな人がいるんだけど、その人の話、聞きたくない?」
息子の表情が変わりました。「聞きたい」と言います。
ここにこんなオーディオブックがあるんだけど。この人がそう。
そう言って、このオーディオブックを入れたipodをプレゼントしました。
この人のお話、うちのような高校生にぴったりだと思います。
なんのために勉強するんだろうと疑問を持ったとき
勉強の仕方がわからないとき
落ちこぼれて、暗闇に落ちたと感じたとき
きっとこのオーディオブックはヒントを与えてくれると思います。
うちの子と同じような年ごろの高校生を持つお父さんやお母さん方。本も出ていますので、同じような悩みを持っていたら、あるいは相談されたら、そっとプレゼントしたらどうでしょう。
勉強革命!「音読」と「なぜ」と「納得」が勉強力とビジネス力をアップさせる
- 作者: 上田 渉
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2010/06/10
- メディア: 単行本
この本では、単なる勉強法のノウハウに留まらず、なんのために勉強するのか!なんのために行うのか!といった目的を明確にすることの大切さにふれられています。
目的が明確になることでやる気のスイッチが入り、こういう工夫も生まれてきたのだなと感じました。
まずは「なんのためにやるのか?」という志を立てることの大切さを感じます。
著者は、音読中心の勉強法をあみだして、その方法を紹介しています。音読の有効性は、現場で教師をしている僕も実感するところです。はじめに音読ありき。国語の時間にやっていることが正しいんだと応援された気持ちになりました。
さらに聞いた後、やる気が出ます。だって偏差値30から東大合格です。やれないことなんてない!って気分になれます。
うちの息子。あれからipodをしょっちゅう聴いております。何を聞いているのかはわかりませんが・・・。